歌手の小柳ルミ子が29日に更新した自身のアメブロで、26日にGIST(消化管間質腫瘍)のため亡くなった歌手で俳優の“ショーケン”こと萩原健一さんへの思いをつづった。
この日、小柳は「昨夜 テレビのニュース速報を見てあまりのショックで 言葉を失った『萩原健一さん 急逝』68才 私と2つしか変わらないまだまだ若い…何故?!」と萩原さんの突然の死に衝撃を受けた様子を明かした。
続けて、1982年に公開された自身が初めて出演した映画『誘拐報道』の撮影前に映画監督の伊藤俊也氏が「芳江役は小柳ルミ子ちゃんじゃなきゃ、僕は監督を降りる」ということがあったそうで、撮影の前日に伊藤氏と萩原さんと食事をした際に「ルミ子ちゃん!監督がルミ子ちゃんじゃなきゃ降りるって言うんで、参ったよ!受けてくれて有難う!」と萩原さんに感謝されたと明かし、「あの少年の様な屈託のない笑顔で優しく迎えて下さった」と当時を振り返った。
また、ラストシーンから撮影するという伊藤氏に対し「監督、それは酷だよ!始めてのルミ子ちゃんにラストシーンから撮るってのは!何とかしてやってよ!」(原文ママ)と萩原さんが気遣ってくれたといい「優しい方だ! お会いする迄怖い方だと思っていた」と当時の心境を明かした。
続けて、小柳は萩原さんについて「ストレートで純粋で男気に溢れしたたかに生きられない 素直な人」だと述べ、さらに「優しく相手を思いやる真面目で純粋な 少年の様な人」と語った。さらに「ショーケンが大好きでした」「優しい笑顔一生忘れません有難うございました」と感謝をつづりブログを締めくくった。
【関連記事】
・
「萩原健一さん 急逝」(小柳ルミ子オフィシャルブログ)
・
「萩原健一さん 優しい方でした」(小柳ルミ子オフィシャルブログ)
・
「萩原健一さん 感謝しています」(小柳ルミ子オフィシャルブログ)
・
「萩原健一さん 素晴らしい表現者」(小柳ルミ子オフィシャルブログ)
・
小柳ルミ子、イニエスタとの再会に「泣きそうでした」