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斉藤由貴、朝の連ドラ主演、紅白司会、歌手出場を成し遂げた「奇跡の清純派」

3月17日(日) 17:00

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80年代アイドル美女黄金白書

第19回・斉藤由貴

 誘惑してもいいですか?」「胸騒ぎください」

 84年、明星食品「青春という名のラーメン」のCMで彼女はそうつぶやいた。

 セーラー服、ポニーテール、切なげな表情、そして清楚な雰囲気……。このCMは、当のカップ麺以上に、ひとりの少女を全国にPRすることになる。当時17歳の少女の名前は斉藤由貴(52)といった。

 これと前後して、彼女は“ミスマガジン”として、『少年マガジン』(講談社)や、その関連雑誌の表紙&巻頭グラビアを度々飾ることで、ブレイク必至の新人アイドルとして注目されていく。

 そして、85年2月に、いよいよデビューシングル『卒業』をリリース。ところがこの時、思わぬ珍事が起きていた。同時期に『卒業』というタイトルのシングルが3枚もリリースされたのだ。

 すでにトップアイドルになっていた菊池桃子(50)、欽ちゃんファミリーの倉沢淳美(51)、シンガソングライターの尾崎豊(故人)……。

 4人のアーティストによる同名異曲による競合は、“卒業戦争”といわれた。そこで、斉藤由貴は新人ながらオリコン最高位6位と大健闘。以後、メジャーなアイドルのひとりに数えられることになる。

 当時の彼女は、純度100%。清純派の手本のような存在だった。高校時代は漫研に属し、趣味は読書。ぶりっ子系でもツッパリ系でもない、文化系のキャラクターは一定層の胸に刺さった。

 続いて、テレビドラマ『スケバン刑事』(フジテレビ系)に、またもセーラー服姿で主演。「てめえら、許せねえ!」。清純派の彼女がツッパリ系のフレーズを“言わされている感”がインパクト大だった。後に『スケバン刑事』は2本の続編、3本の映画が製作される大人気シリーズとなっていく。

 86年、初主演映画『雪の断章 -情熱-』を経て、4月からは、NHK朝の連続テレビ小説『はね駒』に主演。番組は40%超の高視聴率を記録した。

 また、彼女はその年に『NHK紅白歌合戦』に歌手として初出場、さらに紅組の司会も務めている。昨今の朝ドラと紅白司会者のパッケージングは、そこから始まっているのだ。

 歌手としては、次々にリリースするシングルがいずれもオリコントップ10入り。女優としては、『あまえないでヨ!』、『あそびにおいでヨ!』(フジテレビ系)、『はいすくーる落書』(TBS系)と、民放での主演ドラマも立て続けにヒット。主演映画も親友となる高井麻巳子(52)と共演した『恋する女たち』、若き日の黒柳徹子(85)を演じた『トットチャンネル』、さらに『「さよなら」の女たち』、『優駿 ORACION』、『君は僕をスキになる』、『香港パラダイス』と続いた。

 もう一つ、斉藤由貴を語る上で欠かせないのが、彼女が自らの宗教を公表する稀有なアイドルでもあった点である。敬虔な「末日聖徒イエス・キリスト教会(通称・モルモン教)」の信者だったのだ。この宗教は、酒、タバコ、お茶やコーヒーなどの嗜好品を禁じていることもあって、その禁欲的なイメージを増幅させる結果となった。

 ところが、そんな彼女は、アイドル人気が一段落した91年に自らの清純イメージを覆す騒動を起こす。かつての“卒業戦争”の因縁もある尾崎豊との熱愛である。

 斎藤がモルモン教徒、尾崎が既婚者だったこともあり、その背徳イメージは強烈だった。結局、2人は別離を選択。尾崎はその別れをテーマにした曲を作るほど彼女に入れ込んでいたとされるが、直後に他界してしまった。

 一方で、斉藤由貴のスキャンダルはそこで終わらなかった。すぐに、またも既婚者である川崎麻世(56)との不倫愛が発覚するのだ。川崎はカイヤ(56)同席のもと、釈明会見をするハメになった。

 それから数年後、斉藤は同じモルモン教徒の男性と結婚。以後は、出産も経験しつつ、女優として特にコメディで才能を開花していく。

 06年には18年ぶりに制作された新作『スケバン刑事-コードネーム=麻宮サキ-』(東映)に出演し、オールドファンを喜ばせた。この作品は、主演の松浦亜弥(32/当時は20歳)が初代スケバン刑事・麻宮サキ(斉藤)の娘だという設定だった。

 2010年代を迎え、40代になってからも女優活動は順調だったが、まさかの3度目のスキャンダルを起こすことに。

 17年に医師の男性との不倫愛が発覚し、出演が決まっていたNHK大河ドラマ『西郷どん』を降板。かつての清純派は、根っからの恋愛体質なのだろう。

 世の中の不倫へのバッシングが以前より激しくなり、その発覚でポジションを失うタレントもいるなか、それでも斉藤由貴への出演オファーは絶えることがなかった。短期間で女優復帰が実現し、何事もなかったかのように、テレビドラマ、映画への出演を重ねている。これは、事務所のマネジメント力もさることながら、それだけ、“余人をもって替えがたい”存在として評価されているということではないだろうか。

 なお、つけ加えるなら、デビュー曲の『卒業』は、以後も時代を超えた神卒業ソングとして、今に至るまで愛され続けている。これも曲のクオリティの高さに加え、斉藤由貴の歌唱ありきなのだろう。

※画像は斉藤由貴のデビューシングル『卒業』より


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