Amebaニュース

AIによる「さくら」の開花予想がスタート 気象予報士とどっちが当たる?

3月5日(火) 16:25

提供:
 AIと人間の競争があちこちで話題になる昨今。「さくら」の開花予想でも静かなバトルが繰り広げられている。気象情報Webサイト「お天気☆JAPAN」を運営する島津ビジネスシステムズ(京都市)は、同サイトでAI(人工知能)を用いた桜の開花・満開予想サービス「AIさくら予想」を無料提供している。今年は、昨シーズンまで使用していたAIの予想モデルを大幅に改良し、3月1日から運用と予想の公開を開始した。また、AIを用いない従来手法で気象予報士が行った開花予想も同日公表、4月5日に「AIさくら予想」との精度比較を行う。

AI vs 気象予報士・・・どちらが多く開花予想を当てることが出来るのか!

 「AIさくら予想」は、桜の開花や気象などに関するビッグデータをAIに学習させることで、「咲き始め(開花)」から「終わり」まで6段階の状態を予想するサービス。2018年3月からAIによる桜の開花・満開予想を開始したが、2018年の桜の開花予想では、±2日以内の適中率が31%と、AIを用いずに従来手法で気象予報士が導き出した予想の適中率37%(2010~2017の平均値)を下回る結果となったため、桜の予想モデルを大幅改良したという。

 2018年の開花予想は、従来から使用していた開花式に当てはめるパラメータをAIが修正する手法で実施。それに対し、2019年の開花予想は、桜の「休眠」、「休眠解除」、「花芽発育」の各ステージと、気温をはじめとする気象の変化パターンの関係をAIに学習させる新しい手法を導入している。

 改良後のAIモデルで2018年の開花を予想させた結果、±2日以内の適中率は60%となり、従来の予想から29ポイントの精度向上を達成。実用レベルの精度を実現したことから、3月1日から改良版の「AIさくら予想2019」の運用と予想の公開を開始した。

 AIさくら予想の発表に合わせて、北海道、奄美沖縄地方を除いた各都道府県の桜の標本木45ヵ所を対象とする、気象予報士によるAIを使用しない従来手法での開花予想も発表し、改良版「AIさくら予想」との精度比較をスタート。結果は、4月5日に「お天気JAPAN」上で発表する予定だ。

 さて、2019年の開花予想だが、AIによる予想では、2019年は、全国的に桜の開花が早めとなり、平年より1週間程度早く開花する場所もある見込み。各地の開花は、東京が3月20日(平年より6日早い)、名古屋が3月20日(平年より6日早い)、大阪が3月25日(平年より3日早い)、京都が3月23日(平年より5日早い)、最も開花が早いのは高知と熊本で3月17日、最も開花が遅いのは青森で4月26日と予想している。

 一方、気象予報士による従来手法の開花予想では、全体的に「AIさくら予想」よりも早く開花する地点が多く、平年と比べて1週間程度早い開花を予想している。各地の開花は、東京が3

 月23日(平年より3日早い)、名古屋が3月21日(平年より5日早い)、大阪が3月20日(平年より8日早い)、京都が3月21日(平年より7日早い)、最も開花が早いのは宮崎で3月16日、最も開花が遅いのは青森で4月22日と予想している。

 さて、より多く当たるのはどちらだろうか?



【関連記事】
松田山の河津桜と富士山 【絶景NIPPON】
小松左京の警鐘と未来年表 話題の対談が電子書籍に
AIが植物栽培をアドバイス!? 誰でも参加可能な実証実験がスタート
今年の桜の開花予想 東京は平年より1日遅い3月27日に
大寒に桜便り 「八芳園」で早咲きの河津桜が開花
OVO

経済新着ニュース

編集部のイチオシ記事

この記事もおすすめ

経済アクセスランキング

注目トピックス

アクセスランキング

写真ランキング

注目の芸能人ブログ