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中山美穂「エッチ路線」担当アイドルからパリのマダムに

12月23日(日) 17:00

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80年代アイドル美女黄金白書

第8回・中山美穂

 中山美穂(48)は、時代ごとに波に乗り続けたアイドルだといえる。それこそが長く第一線で活躍できる最大の要因だろう。その都度、パブリックイメージを変容させ、ブランディングに成功してきたのだ。

 彼女の存在が広く知られるようになったのは、85年のテレビドラマ『毎度おさわがせします』(TBS系)だ。性をコミカルに描いたこの作品は、21世紀の倫理観では考えられない内容の問題作だった。

 このドラマでミポリンは、エッチに興味津々で、一人称が「オレ」の少女“のどか”を実にイキイキと演じた。これがハマり役だった。下着姿は当たり前、上半身ハダカのバックヌードも晒す10代の女優に視聴者は度肝を抜かれたのである。

 『毎度おさわがせします』は高視聴率を記録。同時にミポリン人気も急上昇した。

 エッチで優等生とはいえない女の子のイメージが、当初のイメージだった。デビューシングルのタイトルは『C』。公式見解は、海(SEA)という意味とのことだったが、当時の隠語、“Aはキス、Bはペッティング、Cは×××。”というのを、連想させる作戦であることは明白だった。

 また、初主演ドラマは『夏・体験物語』(TBS系)。この作品もタイトルのみならず、内容も刺激的だった。ちなみに、当初は「初体験物語」という仮題がつけられていたという逸話もある。

 第二弾シングルのタイトルは『生意気』。続いて、85年12月公開の映画『ビー・バップ・ハイスクール』のヒロインを演じ、主題歌も歌う。この映画は、もはや時代遅れだったツッパリ高校生(当時“ヤンキー”という言葉は全国区ではなかった)の世界を描いたもの。成績優秀な女生徒の役ながら、東映特有の不良生感度に満ちた作品に彼女はマッチした。

「ところが、実際の不良たちがエキストラ的に多数出演していた撮影現場は彼女にとって耐えられない世界だったようで、公然と『映画にはもう出たくない』といった発言をしていました」(出版関係者)

 ツッパリ&エッチ路線は、『毎度おさわがせします2』(85年)で事実上打ち止め。86年春に資生堂のCMキャラクターに抜擢され、竹内まりやが手がけたCM曲『色・ホワイトブレンド』も大ヒットしたあたりから、“都会のおしゃれな女の子”といった路線にシフトしていく。板橋区から港区に引っ越した……そんな印象があった。

 なお、シリーズ第二弾『ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌』(86年)にも出演するものの、他の出演者のカラミは極端に少なく、実質の主役である仲村トオル、清水宏次朗とのシーンも別撮りばかりという特別待遇。これでシリーズを降板してしまう。

 その後も、『ビーバップ〜』と同じ那須博之監督によるアクション映画『新宿純愛物語』(87年)で仲村トオルとのダブル主演が発表されるも、こちらは撮影直前に突如降板。よほど、東映的世界が嫌だったのかもしれない。

 路線変更後の彼女は快進撃を続けた。バブル絶頂期までのビッグウェーブに上手く乗り、ドラマの単独主演女優として多くの作品を残していく。また、その主演ドラマではほとんど、自身が主題歌も担当することで、歌手としてもヒット曲を数多く残した。

 映画出演を嫌がっていた中山美穂が、次に出演した『どっちにするの。』(89年)は、共演が、風間トオル、宮沢りえ、真田広之というトレンディドラマ風味のもの。さらに、次作はいわゆる“ホイチョイ作品”『波の数だけ抱きしめて』(91年)。その時代、アイドル女優としてバブルのど真ん中にいたのだ。

 やがて、バブルも崩壊し、本人も20代を半ばになるとドラマ主演のペースも落ち、CDの売上もダウン。すると今度は、露出を控えめにし、知性や感性を押し出した路線をチョイスすることになる。

 次の主演映画は岩井俊二の出世作『Love Letter』(95年)。女性に支持されるかたちで映画はヒットし、一人二役に挑んだ彼女の演技は高く評価された。見事に次の波に乗ることに成功するのだ。

 97年には『アタシと私』(幻冬舎)という小説を発表。さらに、02年にはミュージシャンで芥川賞作家の辻仁成と結婚。パリで生活を始める。板橋区から港区を経て花の都へというわけだ。結婚後しばらくは、パリでの子育てに専念しながら、07年には女性月刊誌『LEE』でパリ生活をモチーフとしたエッセイを連載。

 彼女はそこから、さらに別の道に進みそうな時期があった(と、考えられる)。12年頃、SNSで本人と思われる匿名アカウントが、東日本大震災後の対応に対する政治的発言や、反原発の主張をし始めたのである。

「このアカウント、公式に中山美穂のものだとは発表されていなませんが、辻仁成を始め他の著名人とのやりとりなどから、本人のもので間違いないと考えられています。ちなみに、現在は鍵がかけられています」(ニュースサイト編集者)

 そのアカウントは、政治に対しかなり踏み込んだ発言をしていた。

「確かに当時は、一般の主婦がFacebookで反原発を主張するといったことは珍しくなかった。ただし、彼女が原発大国のフランスに住んでいることもあり、“売名行為”“高みの見物”などと揶揄されることに。女優が政治的スタンスを明らかにするのは悪いことではないですが、バッシングが堪えたのか、周囲に止められたのか、ある時期からそれをパタッとやめてしまいました」(前同)

 社会派女優の道は早期撤退(あくまで件のアカウントが本人のものならだが)。その後、離婚にともない再び日本を拠点に芸能活動を始めた彼女は、これといった明確な路線を打ち出せずにいる。

 といっても、知名度は絶大でありCMのオファーは絶えない。ヒット曲という財産もあり、先日の音楽特番『2018FNS歌謡祭』(フジテレビ系)出演時には大きな話題となった。さて、再来年50歳を迎える中山美穂は今後、どんな波に乗るのだろうか?


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