中村江里子、フランスの大規模デモを目の当たりにし「手が震えてきました」

※中村江里子オフィシャルブログより

中村江里子、フランスの大規模デモを目の当たりにし「手が震えてきました」

12月10日(月) 16:04

フリーアナウンサーでフランス在住の中村江里子が、9日に自身のアメブロを更新。12月8日にパリで起きた大規模デモの様子をつづった。

現在フランスでは、ガソリンなど燃料税引き上げへの抗議から始まったマクロン政権に反発する『黄色いベスト』運動のデモが全国的に広がっている。パリでは一部の参加者が暴徒化し略奪行為も相次ぐなどの様相をみせた。

中村は、大規模なデモが行われた8日は「土曜日は美術館、様々な観光地、デパートなどは閉店」「デモの行われる地域を中心にバスやメトロはストップ。我が家のある一帯は車の走行も不可能でした」と説明。テレビには近くの大通りが映し出され、「催涙ガス、黒煙、武装した警官、爆発音,炎・・・・見たことのない光景です」「石畳の石がはがされ、投げつけられています」と、暴力的な光景に心を痛めた様子をつづった。

爆発音は中村のいる場所まで聞こえてきたとい、「音はだんだん大きくなります。先週よりも数が多い」「彼と上の階のパパが大急ぎで階下に降りました。私は手が震えてきました」と緊迫した状況をレポート。中村の自宅向かいのアパートにもデモ隊がなだれ込んだり、自宅前で車が燃やされたりしたという。

中村は今回の騒動について「燃料税増税に反対するジレジョンヌというデモ隊ですが、今では単純にそれだけではなく、様々な思惑が重なり、打倒マクロン政権となっているのだと思います」「それだけ様々な問題(移民の問題も大きな一つですね)を抱えていて、今回のデモ、暴動につながってしまったのです」と理解を示しつつも、「ただ、今回、デモが暴徒化したことは・・・それほどまでに怒っているのだからという納得の仕方にはなりません」とコメント。

「これからマクロン政権はどう対応をするのか?」「その場しのぎの対応ではなく、積み重なってしまった多くの問題をひとつずつ解決をしていくためにどうするのか?」とつづり、「まだちゃんと街中のイルミネーションを見ていないので、今週は見られたらいいなあと思っています」と希望を述べてこの日のブログを締めくくった。

この投稿に「フランスのデモのこと、ニュースで観てとても心配していました」「どんな理由であろうとも暴力や破壊行為が正当化されることがあってはいけないと思います」「どうぞ、ご家族の皆様が心穏やかに過ごせる日々が早く訪れますように」などのコメントが寄せられている。

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