脊髄損傷の滝川英治、退院直後に父が亡くなった事を報告「前を向かなきゃね 何があっても」

※滝川英治オフィシャルブログ・ヘッダー

脊髄損傷の滝川英治、退院直後に父が亡くなった事を報告「前を向かなきゃね 何があっても」

11月15日(木) 19:17

俳優の滝川英治が、13日に更新した自身のアメブロで、父親が10月に亡くなったことを報告した。

滝川は2017年9月にドラマ『弱虫ペダルSeason2』(BSスカパー!)の撮影中に自転車で転倒し脊髄損傷の大けがを負い、入院生活を送りながらリハビリを行っていたが10月18日に退院を報告していた。 冒頭で「前を向かなきゃね 何があっても 何がなんでも」とつづり、「親父が10月19日心筋梗塞で亡くなりました」と報告。「退院の報告をしたブログを載せた1時間後に突然親父が倒れたと連絡がありました」と明かした。

その頃、母親は滝川の看病のため東京に来ていたといい、滝川はベッドの上で「何やってんだよ」「なんでこのタイミングなんだよ」と、「初めて、自分の動かない体を悔いました」と悲痛な思いをつづった。

奇しくも翌日の10月20日は滝川のドキュメンタリー番組『それでも、前へ』(BSスカパー!)の放送日だったことから、放送中止にするべきかを事務所やスタッフ、家族とも話し合ったという。しかし滝川は「でも親父はあえてこのタイミングを選んだのかな」「豪快奔放、奇想天外な親父だったからこその 俺へのメッセージなのかな」と状況を捉え直し、放送を決めたことを明かした。

滝川は同日の放送を「当初予想していた見方とは違ってしまったけど、観ました」と報告し、「自分が世の中に言い放った言葉が 親父が自分に言ってくれてるような言葉に聞こえてしまい 不思議な感覚になりました」とコメント。「親父も観てくれたと思います」「俺の姿を見て、少しは安心してくれたかな」と思いを馳せた様子でつづった。

続けて滝川は「絶対負けないから」「絶対歩けるようになって 姉貴と共に母さんを守るから安心して」と父親に呼びかけ、「何があっても 何がなんでも それでも それでも それでも 強く 前へ」と決意のコメント。ブログの最後では「家族のために生き抜いてくれた世界一格好いい親父が何よりの誇りです」と尊敬の念をつづった。

この投稿に「ブログを読み、息をのみました」「ほんとに残念で英治さんの気持ちを考えたら自然と涙が溢れました」「本当に辛かったですね」「お父様のご冥福を心からお祈りしています」「大変でつらい道かと思いますが進みましょう みんなと一緒に」など、応援や励ましのコメントが120件以上も寄せられている。

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