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結婚相談所に登録するのは長男・長女が多い!? 兄弟構成が恋愛におよぼす影響

8月30日(木) 8:56

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結婚相談所に登録するのは長男・長女が多い!? 兄弟構成が恋愛におよぼす影響


 みなさんこんにちは、結婚につながる恋愛コンサルタント山本早織です。日刊SPA!の連載を始めて、早いもので20回目になりました。

 恋愛や婚活をするうえで、影響が出やすいのは家庭環境です。その中でも特に兄弟構成は性格や考え方などに大きく影響を与えています。今回はそんな兄弟構成から垣間見える「恋愛傾向の特徴」をお伝えさせていただきます。

◆Case1 同性兄弟しかいない

 私も3姉妹なのでこれに当てはまるのですが、同性兄弟しかいない方は、「異性への理想が高い」傾向にあります。男性兄弟だけの場合はお母さんが、女性姉妹だけの場合はお父さんが、家庭の中で唯一の異性。

 お母さんもお父さんも、本当は未熟な部分がある人間だったはずです。しかし、子供から見ると、親という存在は「完璧な大人」。お母さんなら当たり前のように家事を完璧にし、子供のようにお皿を割ることなんてありません。お父さんなら当たり前のように男性らしく仕事をし、子供が持てないような重たいものを軽々と持つことができます。

 同性兄弟の中では、「未熟な異性」がほかにいないなかで育つため、男性であれば、お母さんの影響から「女性は家事ができて当たり前。料理は美味しくて当たり前。部屋は綺麗で当たり前」、女性であれば、お父さんの影響から「男性は守ってくれて当たり前。泣かないのが当たり前。強いのが当たり前。ご馳走してくれるのが当たり前」という完璧な異性像を無意識のうちに求めがちになってきます。

 弊社会員の32歳女性は、女性2人姉妹で両親とともに仲良く育ちました。ご入会の際、好みのタイプを聞いたところ、「浮気をしない人がいい」とのことでしたので、一途で誠実な男性を積極的にご紹介しました。

 しかし、彼女の口からでるセリフは

「お相手男性が受け身すぎて男性として見れない」

「引っ張ってくれる男性がいい」

「男なら……」

といったセリフが多くなり、私から「同性兄弟で育った方は異性への理想やハードルが初めから高くなりがちです。初めから完璧を求めず、お互いで心地いいと思える関係性を築いていきましょう」とアドバイスさせていただきました。

 結果、彼女は理想と考えていた年齢よりも少し上の方とのお見合いを積極的にするようになり、現在は真剣交際中。このように現実は同年代だと発展途上。まだまだこれから人間として磨かれていく途中のはずなので、恋愛や結婚を考える相手とは、お互いを育て合える関係になれば、うまいくいきますよ♪

◆Case2 姉が2人いる末っ子男性

 3人兄弟の男性の中でも、特に特徴的なのが「末っ子長男」。この男性の特徴は、強い姉たちの影響でとにかく女性に優しいこと。しかし、その優しさはネガティブに言ってしまうと、決断力が欠如しているということになります。

 姉2人の末っ子長男の場合、結婚がリアルな存在になったときに急に不安を感じ、決断を先延ばしにする傾向があります。そうこうしているうちに婚期が遅れていきますが、母親からすれば、いつまでも子供に見える末っ子の男の子のため、あまり急かすことなく、40歳を越えてから、「うちの息子結婚しないのかしら?」とやっと焦り出すようです。

 先日とあるサロンで出会ったスタッフの男性は、姉が2人いる末っ子男性でした。36歳になる彼は35歳の彼女とおつきあいをしており、彼女からは結婚の文字が最近出てきだしたと話していました。

 彼は「結婚って言われるとなんかピンとこないんですよね。まだいいかなぁって気がするんです。これってやっぱ決断しないといけない感じですかね?」とお話ししてくれました。

 兄弟構成からみる恋愛傾向の話を彼にすると、「わ! まさしく俺ですね」と笑っていました。幼少期、遊びも、お出かけも、決定権が姉2人にあった末っ子男性は決断するということに勇気が必要。

 男性は「自分は決断するのに勇気がいるタイプなんだな」と理解することで少し不安が和らぐようで、36歳の彼も「前向きに話してみます」と言ってくれました。姉たちの影響が大きいため、結婚相手もお世話好きで引っぱっていってくれる芯のある女性を選ぶと、うまくいくことが多いですね!

◆Case3 長男or長女

 結婚相談所を開業した際に私がとても驚いたのは、長男長女の登録数の多さでした。私自身も長女のため、目が行きやすいのかとも思いましたが、実際、弊社が結婚相談所事業で加盟している「IBJ」のシステムで調べてみたところ、長男長女以外の会員さんは1万1000人程度に対し、長男長女は3万2000人。人口全体の長男長女の割合は50%以下なので、その数字と比較すれば、かなり特徴的であることがわかります。

 なぜ婚活をしている長男長女が多いのか?

 長男長女は、生まれたその日から両親の愛情と期待を一身に背負って成長をしていきます。特に小さい頃は無意識に両親が望むレールに乗り、両親の喜ぶ顔を見るために行動してきた人も少なくはないでしょう。しかし、自我が芽生え始め、自分の主張をし始めたときに、両親の持つ価値観を変えていく戦いをしていきます。

 例えば、私の場合、周りの友人でも早い子は小学校5年生にはPHSを持ち始めていました。「私もほしい!」と思うのは当たり前で、私は両親に相談しました。でも、両親は大反対。そこで私は交渉します。

「じゃあ、テストで100点を取ったら買ってね」

 そうして交渉を進め、結果、私がPHSを持てたのは中学入学のときでした。しかし、その数か月後、小学校4年生の妹は両親の携帯の機種変更のタイミングで携帯を持ち始めることに。

 両親の期待を裏切るかもしれないという勇気を出し、敷かれたレールではない道を進む決断をし、両親の価値観を広げる作業……これは、私たち長男長女の通らなくてはいけない道。あっさり携帯を持った妹や、あっさり彼氏を自宅に連れてきた妹を見ると、「中学のとき、彼氏を初めて連れてきて父親に厳しい顔をされながらも、コミュニケーションを取り続けた私の努力の賜物だ!」と感じざるをえません!

 婚活会員に長男長女が多い理由。それは恋愛においてなかなか親離れ子離れできていない状態が長くなり、いざ結婚というプレッシャーのかかる年齢になったときに、やっと活動を始める人が多いからではないかと私は考えています。

 責任感の強い長男長女は家庭を守るということに関しては長けているのと、ルールや常識から外れることに慣れていない人が多いので、真摯に相手と向き合い、大切にしてくれる方が多いでしょう。

 そのほかにもさまざまな家庭環境があるので「絶対」とは言えないですが、兄弟や姉妹との関係性は、その人の人格を作る上でとても大きな影響を及ぼしているポイントです。ぜひとも自分の家庭環境や兄弟環境を第三者の目線から見て、当たり前だと思っていた環境に感謝をしながら、これからの婚活に活かしてみてくださいね。

【山本早織】

1985年、東京生まれ。アイドル、銀座のホステスなどを経て、現在は婚活をしている男女に対して、恋愛コンサルタントとして「好きな人から愛される方法」を伝授する。ブログ「あなたの幸せはなんですか?-結婚につながる恋のコンサルタント-」

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