Amebaニュース

西日本豪雨、「復興何年かかるか」=大量の土砂、途方に暮れる住民-広島・呉

7月13日(金) 22:22

提供:
 広島県で、土砂災害の被害が最も大きい地域の一つ、呉市。19人が死亡、依然7人が行方不明だ。JR呉線や主要道路が土砂崩れで通行止めとなり、一時孤立状態となった。猛暑に断水が追い打ちをかける中、土砂の撤去は進まず、住民は途方に暮れている。
 山に囲まれた天応地区では6日夜、土石流が発生。傾斜地に建つ住宅は倒壊し、木材の破片を残すのみだ。巨大な岩や流木が家や車を押し流し、下方の家は泥水と砂に埋まった。13日には、新たな土石流の恐れがあるとして一時、避難指示が出た。
 「復興に何年かかるのか」。同地区に住む堀秀憲さん(69)はため息をつく。自宅の庭に大量の土砂が流れ込み、上方の5軒は倒壊。断水が続き、近所の井戸水を使って生活している。
 地区を流れる川は土砂でせき止められ、あふれた茶色の水が道路を流れる。守本京平さん(51)は「水がないから、家の土砂を落とせない。体も洗えない」といら立つ。豊島芙佐子さん(78)は自宅が土砂に埋もれ、中に入れない。「どうしようもない。もうここには住めない」と漏らした。
 中西有美さん(37)は、小学1年と4歳、2歳の娘と共に6日深夜、市民センターに避難した。子どもたちは片時もそばを離れず、電気をつけたままでないと眠れないという。「家は泥まみれで、帰るに帰れない」と不安を募らせた。
 被災した地元スーパーは営業時間を短縮。別の地区のスーパーは浸水し、営業再開のめどが立たない。
 市内には橋の崩壊などで孤立する地域がなお2カ所残り、市などが支援物資を届けている。 【時事通信社】
時事通信

国内新着ニュース

編集部のイチオシ記事

この記事もおすすめ

国内アクセスランキング

注目トピックス

アクセスランキング

写真ランキング

注目の芸能人ブログ