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犠牲者の冥福祈り追悼式=被災1年、生活再建課題-九州北部豪雨

7月5日(木) 12:30

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 死者・行方不明者42人(関連死1人含む)を出した九州北部豪雨は5日、発生から1年を迎えた。被害の大きかった福岡県朝倉市と東峰村では同日午前、遺族らが参列し、犠牲者の冥福を祈る追悼式が開かれた。福岡、大分両県では今なお、1100人以上が仮設住宅などでの避難生活を余儀なくされ、生活再建が課題となっている。
 朝倉市は午前10時半、原鶴地域振興センターで追悼式を開催。遺族ら約400人が1分間の黙とうをささげた。娘や孫ら家族3人を亡くした遺族代表の渕上洋さんは、「娘には子どもの時から『何があってもお父さんが守ってやる』と言っていたのに、できなかった。思い出すと涙が止まらない」と追悼の言葉を読み上げた。
 復興半ばで体調を崩した前市長から後を託された林裕二市長は「今もなお爪痕は深く、避難生活を強いられている方々が多くいる。ふるさと朝倉を取り戻すため、全力を挙げて取り組む」と式辞を述べた。
 3人が犠牲となった同県東峰村でも、保健福祉センターで追悼式が開かれ、参列者が黙とう。亡くなった熊谷みな子さん=当時(66)=が所属していた合唱団が、熊谷さんの好きだった歌を合唱した。
 朝倉市杷木松末の石詰集落でも、住民ら約50人が手を合わせた。豪雨で母と兄夫婦の3人を亡くした森山恒彦さん(62)は「亡くなった家族は生きていくことの大切さを教えてくれた。前を向いて進んでいかないといけない」と静かに語った。 【時事通信社】
時事通信

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