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9条俳句不掲載、二審も違法=「人格的利益を侵害」-東京高裁

5月18日(金) 19:06

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 憲法9条を詠んだ俳句が「公民館だより」に掲載されず、表現の自由を侵害されたとして、さいたま市の女性(77)が、管轄する同市に慰謝料の支払いなどを求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁(白石史子裁判長)は18日、「思想、信条を理由に住民を不公正に取り扱うことは許されず、女性の人格的利益を侵害した」と述べ、一審さいたま地裁同様、不掲載を違法と判断した。賠償額は5万円から5000円に減額した。
 白石裁判長は「公民館だよりの体裁上、公民館として、掲載した俳句に賛意を表明したものでないことは明らかだ」と指摘。「集団的自衛権の行使容認で世論が分かれていたとしても、不掲載に正当な理由はない」と結論付けた。
 女性側は俳句を載せることも求めたが、判決は一審に続き、市側に義務はないとし、請求を退けた。
 判決によると、女性は2014年6月、集団的自衛権の行使容認に反対するデモを見て「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」と詠み、俳句サークルで秀句に選ばれた。同市の三橋公民館は秀句を公民館だよりに載せていたが、女性の句については「公平性、中立性を害する」と掲載を拒否した。 【時事通信社】
時事通信

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