「コウノドリ」「となかぞ」で子供と向き合う役を好演 高橋メアリージュン インタビュー「私は子どもが大好き」

「コウノドリ」「となかぞ」で子供と向き合う役を好演 高橋メアリージュン インタビュー「私は子どもが大好き」

3月9日(金) 15:53

◆ブログで読者とつながっていることに感謝

2009年から長年にわたりブログを更新し続けているモデルで女優の高橋メアリージュン。そのマメな性格を買われて(?)、現在出演中のドラマ『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系)のブログ大使に就任。自身のブログにドラマの見どころ紹介やキャストのオフショットなどをアップして好評を博している。

「私はすごく人見知りなんですが、共演者の皆さんに『ブログ大使になりました』とお伝えすることでコミュニケーションするきっかけができました。それには感謝していますね。勇気を振り絞って話しかけると、皆さん笑顔で応えてくれるのがうれしいです」

同ドラマは妊活を始めた夫婦を主人公に、集合住宅で暮らす隣人家族の悲喜こもごもを描く。そのなかで彼女は『一生子どもは欲しくない』と主張する現代的な女性を好演している。

「私は子どもが大好きです。でも、この役を演じている今だけは子どもを見ないようにしたり、なるべく『かわいい』と言わないようにしたりとか…プライベートにちょっと影響が出ている気もしますね(笑)。私自身はそれほど思わないのですが、周囲からは役に入り込みすぎと言われることもあるので、気持ちをうまく切り替えられたら楽かなとも思います」

◆メールをするように書く

高橋のブログには出演ドラマ・映画の舞台裏話のほか、ファッションや身体を美しく保つためのトレーニングなど、女性読者に好まれそうな話題が豊富。さらに、時折掲載される家族に関するアットホームな記事や写真から、家族思いで知られる彼女の素顔を垣間見ることができる。

「ブログは読者の方とメールをしているつもりで更新しているので、メッセージをいただくと心から『ありがとう』と言いたいし、光に照らされているような優しい気持ちになります。特にうれしかったのは『全然連絡をとっていなかった親に電話してみました』とメッセージをいただいたことですね。私自身が家族を大切に思っているので、ブログからそうした思いが伝わった気がしました。ブログはなかなか会えない家族や友達に、自然と近況報告ができているのもいいですね。みんなもブログを読んで『会った気』でいてくれているようです(笑)。ブログを通じて読者の方、家族や友達とつながっていることに感謝です」

日本人の父とフィリピン人の母を持つ美形ハーフモデルとして人気を集める一方、女優としても着実に存在感を増している彼女。今後の目標は?

「日本ではハーフの外見は女優に向かないと言われたこともありますが、みんな同じ人間だし、私もこうしてリアルに日本で生きています。私が女優を続けられるのは、それを理解してくれている人たちがいるからこそ。私がもっと皆さんに認めてもらえる女優になって、人に希望を与えられる存在になりたいです」

◆高橋メアリージュンプロフィール

1987年11月8日生まれ、滋賀県出身。2006年3月からファッション雑誌『CanCam』の専属モデルを務める。2012年にNHK連続テレビ小説『純と愛』で女優デビュー。最近では『コウノドリ』(TBS系)や現在放送中の『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系)に出演するなど、ドラマや映画で活動中。また、自身の半生と病気の克服について綴った著書『Difficult?Yes. Impossible? ...No. わたしの「不幸」がひとつ欠けたとして』(KKベストセラーズ)を今年1月に出版した。

  ブログ「MARYJUN」は、2009年2月に開設し、現在にいたるまで頻繁に更新を続けている。出演ドラマ・映画の貴重な舞台裏話やファッション関連、彼女が熱心に取り組んでいる肉体トレーニングなどの話題が豊富。家族との楽しそうなプライベートショットもあり、ファンは見逃せない。

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