女優の遠野なぎこが、6日に自身のアメブロを更新、教育番組『おかあさんといっしょ』で11代目“うたのおにいさん”を務めていた横山だいすけが歌う『あたしおかあさんだから』の歌詞について思いをつづった。
『あたしおかあさんだから』の歌詞は、絵本作家ののぶみさんが担当。自分より子どもを優先する様子がつづられていることから、母親の自己犠牲を美化し過ぎとの批判が寄せられている。
ブログの冒頭で、ワイドショー『バラいろダンディ』(TOKYO MX)の生放送で泣いてしまったことをつづった遠野。楽屋に入って、『あたし、おかあさんだから』の歌詞を読んで…堪えて。打ち合わせで、『あたし、おかあさんだから』に対しての感想を聞かれ…何とか堪えて。本番で感想を聞かれ、やっぱり感情が抑えきれなくなり…我慢できずに泣いてしまった」と明かした。
遠野は「賛否の声がある事は、理解は出来ます」としたうえで、「だけどさ、やっぱり私にとっては『あたし、おかあさんだから』の歌詞のような“お母さん像”が理想なんだ」と吐露。「年齢や仕事のタイミング的に、私がこの先“お母さん”になるのは中々難しいかもしれないけれど、でも…いや、だからなのかな。とても心に響きました」と素直につづった。遠野は『一度も愛してくれなかった母へ、一度も愛せなかった男たちへ』というタイトルの自叙伝も執筆しており、母親と複雑な関係にあったことを公表している。
『あたしおかあさんだから』については、教育評論家の“尾木ママ”こと尾木直樹氏も6日にブログで言及。「全てを子どもの為にと我慢 我慢の生活を送っている」「子育て中の歌なのに【お父さん】は一度も登場しない」などの問題点を挙げ、子どもの側としても「おかあさんに大犠牲払わせてる自分に苦しくならないでしょうか?とつづり、「排除するのではなくて 子どもたちのこと考えながら 子育ての苦労や喜び ママとパパ 社会的サポート 議論し合えるといいですね」と述べている。
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