タレントのGENKINGが29日、自身のアメブロを更新。性別適合手術を受け、女性に生まれ変わったことを報告した。

この日放送の『ノンストップ!』（フジテレビ系）にVTR出演し、性別適合手術を受け女性になったことを初告白。ブログで「私GENKINGは、去年本来産まれるべき女の子に生まれ変わり、名前も元輝（げんき）から沙奈（さな）になりました。戸籍も女性です」と改めて報告した。

芸能界入りした当初はカミングアウトする予定はなく、「自分でも様々なことに整理がつかないままテレビ出演し、約2年間お仕事させていただきました」と葛藤をつづった。幼少の頃から偏見の目で見られたりイジメにも遭ったが、「自分を守る為に“ユニセックス系”と偽る事が、唯一自分を守る方法だった」と振り返った。芸能界で活躍することでその悩みは報われ幸せになれると思ったが、悩みは強くなる一方で「自分を“ユニセックス系”と偽ることで、余計に本来の自分と芸能人GENKINGとの差が広がっていきました」と苦しい胸の内を明かした。限界を感じたGENKINGは所属事務所を辞め、「本来産まれるべき姿に戻る為にタイへ行きました」と性別適合手術を決意したという。

家族はGENKINGの生き方を尊重してくれているといい、「今は、“沙奈”としての新しい人生を歩んでいます。仕事、プライベート、恋愛。“女”として全て０からのスタートです。今は私を支えてくれている全てを大切にしたい」と前向きにつづり、「これから、“沙奈”（芸名：GENKING）として頑張っていくので、見守って頂けたら嬉しいです」とファンに呼びかけた。

ファンからは「さぞかし悩まれた事だと思います！私は大賛成です！だって自分の人生だもの！」「本来の性別になれて良かったです！もう他人なんて気にせず、楽しい毎日を送ってください　大好きです、応援してます」「沙奈ちゃん、おめでとうございます！」などの応援メッセージが寄せられている。

【関連記事】
・「ご報告」（GENKINGオフィシャルブログ）
・志尊淳、トランスジェンダー演じ芽生えた想い「人を愛する気持ちは同じく尊い」
・志尊淳、初のトランスジェンダー役に「女性ってかっこいい」
・二重整形をカミングアウトし心境つづる「自分に自信がなかった」
・ゆしん　カミングアウト時の葛藤とはるな愛への感謝つづる