お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が25日、自身のアメブロを更新。トークショーを訪れた小学生の行動に感銘をうけたことをつづった。
自身が手掛けた絵本のイベント『えんとつ町のプペル光る絵本展in三重』のトークショーに参加したという西野。トークショーの終演後に、倫太郎くんという小学生が手紙と1465円を持って「スマホを持っていないので、アナログのレターポットです」と、西野の元にやってきたという。
『レターポット』とは、西野が2017年末にクラウドファンディングで立ち上げたサービスで、運営から1文字5円で文字を購入し相手に手紙を贈ることができる。西野は着物の販売・レンタル業社「はれのひ」の被害者に成人式をプレゼントすると発表した際に、この『レターポット』の売り上げから必要経費を捻出すると明言していた。
西野はお金の受領を断ったというが「手紙を読んでください」と倫太郎くんに言われ、その場で開封して手紙を読んだところ「この1465円は、ぼくと妹のおこづかいです。このお金は西野さんが考えた成人式で使ってください。みんなが笑顔になってくれたら、ぼく達もうれしいです」と書かれていたといい、実際の手紙も公開している。
西野は「あの事件を受けて、一体どれだけの大人が怒り、不平を鳴らし、その中からどれだけの大人が行動に移しただろう?」「しかし倫太郎君は妹と「なんとかしよう」と話し合い、そして僕の仕事のスケジュールを調べ、『1456円』という大金を渡しに来た」「身の引き締まる思いだった」とつづった。
続けて「これだけ小さな子供が世の中を想い、世の中を面白くしようとしている中、はたして僕らは彼ら以上の行動ができているだろうか?」と自問し、「世の中を、もっともっと面白くします」と決意を新たにした。
この投稿に「胸震えました」「誰かのために純粋に行動できるなんて、本当に素晴らしいですね」「ホントに年齢関係なく教えられますね。ありがとうございます」などのコメントが寄せられている。
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