子育て世代も多いアメブロでは、2017年に80組を超える有名人ブロガーが出産報告をした。そのなかでも、目を引いたのが40代での出産や妊娠エピソードだ。
女優の加藤貴子は46歳10ヶ月の今年8月に帝王切開で第2子を出産した。出産後の9月5日に更新したブログでは「驚異の回復力❗と先生に誉めてもらいました (o^O^o) 筋肉痛も2日後にきてしまうアラフィフですが、老体に鞭打って頑張りました。 術後4日目までは、本当にしんどくて、泣き言の連発でした。」と、身体的に辛さを感じたことを告白した。46歳で不妊治療をしていた加藤は、妊活記録も細かにつづっており、同じく40代で妊活をする人たちの参考になるブログといえる。
声優の金田朋子(44)は6月に第1子を出産。妊娠を公表した直後の2月18日にはブログで、「逆に高齢出産を楽しみたいと思いまーす もし、高齢で不安に思っていらっしゃる方がいらしたら 一緒にがんばりましょう!!」と、不安を抱えつつも、高齢出産を楽しみたいという前向きな気持ちをつづった。
元ミニスカポリスの宮内知美(42)も、今月11月25日に第1子を出産。12月7日のブログでは、出産時のエピソードを細かくレポートした上で「42歳、健康で無事自然分娩ができました」と報告している。また、退院後には疲れた体を休めるために”産後ケアセンター”に入所したことも明かした。妊活もしていたという宮内は「同じ年齢くらいの方の出産や妊活をしている方が沢山いて私の経験が励みになったりしたらいいなぁと思います」と、同じく妊活・高齢出産をする読者に対して励ましの言葉をかけた。
また、11月に第3子妊娠を発表した東尾理子(42)や、お笑いトリオ・東京03の豊本明長と結婚し第1子を妊娠しているプロレスラーのミス・モンゴル(41)なども、40代での妊娠記録をブログでつづっている。
40代の出産・妊娠ブログの共通点として見いだせるのは、皆決して舞い上がる事はせず、冷静に高齢出産を受け止めているという事だ。お腹に宿ってくれた子供への愛を溢れさせながらも、高齢出産のリスクはシビアに受け止め、体調管理には細心の注意を図っている様子が見られる。また、同じく高齢出産を控える人の参考になるように細かく診察結果をレポートするブログも多い。お産は十人十色で同じものは無いが、実例も少なくなる高齢出産のリアルな一例を知る事ができるのは大きい。
高齢出産ブログには「一緒に頑張りましょう!」「私の経験を参考にしてください」といった”同志”へのメッセージが多く見られる。40代の妊娠・出産が増えている昨今、高齢出産をする芸能人のブログからは「情報」だけでなく「勇気」も貰えるといえるだろう。
【関連記事】
・
加藤貴子オフィシャルブログ
・
金田朋子オフィシャルブログ
・
宮内知美オフィシャルブログ
・
ミス・モンゴル、妊婦健診で脱水症状と飢餓状態を指摘され「驚いた」
・
47歳直前で出産の加藤貴子、体外受精に抵抗ある夫の説得法とは