元日本ハム監督の大島康徳氏が自身のブログで、胃がんで闘病していた広島の赤松真人選手にエールを送った。
赤松は昨年12月末に初期の胃がんを公表し、1月に胃の半分を摘出する手術を受けたが、摘出した胃を検査したところがんがステージ3まで進行していたことが判明、半年間抗がん剤治療を受けていた。今月7日に治療を終え11日からは3軍に合流して練習を再開しており、12日に更新したブログでは、
「ようやく動けるようになってきたときの合流だったので、筋力、体力共に落ちていることは仕方ないのですがショックです!
今は本当にやさしい練習ですが、今の自分にしたらかなりしんどいです。しんどいですが楽しいです!病気になったことで気付かされることだらけです!
チームメイトと話をするだけで新鮮な気持ちになります!
これから徐々にトレーニングがキツくなりますが、
動ける有り難さを胸に刻み頑張ります!」
と、その意気込みを綴っていた。
大島氏も昨年10月に大腸がんがステージ4まで進行していることが発覚、2月にそれを公表し現在も抗癌剤治療を続けている。大島氏は赤松の12日のブログをリブログして3軍合流を祝福、赤松の現在の体の状態や気持ちに共感を示し、
「どうか焦らないで下さい。
今は
どうか頑張り過ぎないで下さい。
無理をして
振り出しに戻ってしまったら
そこからの道のりは大変です。
あなたは若い。
プロ野球選手としても
一人の人間としても
あなたの人生は長いのです。
だから
ゆっくりと
一歩ずつ
着実に
歩んで下さい。」
とエールを送った。
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