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美肌から気分改善まで! 温冷浴の効果を示唆する研究を学ぶ

6月19日(月) 11:10

美肌から気分改善まで! 温冷浴の効果を示唆する研究を学ぶ
これからの暑い季節は、浴槽につからずにシャワーのみでその日の汚れを落とす日も出てくるだろう。お湯をためる時間を省け、サッと体や頭を洗い流せるシャワーは便利だが、その際、温度にこだわってみると健康面でのメリットを多分に得られるかもしれない。

海外のさまざまなニュースを伝える「MailOnline」にこのほど、「シャワーと健康」に関するコラムが掲載されたのでその内容を紹介しよう。

熱いお湯を浴びた後、さっと冷水シャワーを浴びると免疫システムが高まり、気分もよくなることがこれまでの研究で明らかになっているという。お湯に漬かったり熱めの温度でシャワーを浴びたりしていると、皮膚と筋肉内の血管が拡張し、酸素をたっぷり含んだ血液の流れが多くなる。それから冷水シャワーに切り替えると、その同じ血管があっという間に収縮し流れる血液の流れが少なくなる。20分間これを繰り返すと、酸素をたっぷり含んだ血液が筋肉や皮膚近くの組織に行き届く。熱いシャワーと冷たいシャワーを交互に浴びている際、私たちの体内ではこのような動きが起きている。

専門家は、このように熱い湯と冷水を交互に浴びることのメリットをさまざまな角度から指摘。具体的には3~4分間にわたり熱い湯のシャワーを浴びた後、1分間の冷水シャワーを浴びるというローテーション(contrast water therapy)を20分ほど続けるのがよいとのこと。

最近発表された研究は、温かいお湯と冷水を浴びることを繰り返す「温冷浴」を実践したところ、病気による欠勤率が30%近く減ったと報告している。アムステルダムのアカデミック・メディカルセンターの研究グループは、18歳から65歳までの3,000人の男女を対象に、朝のシャワー使用時、熱い湯を浴びた後に最長で90秒間にわたり冷水シャワーを浴びてもらった。その結果、その後2~3カ月の間、病気による欠勤率が急落したとしている。

科学者たちは、この結果は熱い湯から冷水に切り替えることで、白血球のような病気と闘う免疫システム細胞の数が増えたことに導きだされたものだと考えている。

ロンドンのヘイル・クリニックでスキンケアを専門にしているスポーツ関連科学者であるジョージオス・ツェニクリストス氏は、美容面での効果について言及。熱い湯と冷水を交互に浴びることで皮膚の表面に近い箇所にある毛細血管への血液の流れがよくなり、皮膚が弾力性とハリを保つのに必要な栄養素が届くと指摘している。

「熱湯のシャワーと冷水シャワーによって血液の流れがよくなりますが、皮膚の老化の原因はこの血液の流れが悪くなることです。血液の循環がよくなれば、コラーゲンを作る細胞であり、皮膚の中心的な構造的タンパク質である線維芽細胞の機能がよくなります」と同氏は語る。

心理面に影響を与える可能性も示唆されている。バージニア州連邦大学の研究者たちは、メンタルヘルスに問題がない人たちを対象に行った研究を実施。熱い湯のシャワーを浴びてもらった後に摂氏20度以下の冷水シャワーを2~3分間浴びてもらった。この温冷浴を数週間続けてもらったところ、気分スコアの改善がみられたため、うつ病の人への効用も期待されているという。

※写真と本文は関係ありません

○記事監修: 杉田米行(すぎたよねゆき)

米国ウィスコンシン大学マディソン校大学院歴史学研究科修了(Ph.D.)。現在は大阪大学大学院言語文化研究科教授として教鞭を執る。専門分野は国際関係と日米医療保険制度。

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