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有田焼「現代の名工」の作品が盗難被害 「ネット転売」などに危惧も

6月19日(月) 22:00

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(画像は「奥川俊右衛門窯」公式サイトのスクリーンショット)
2002年に有田焼の陶工として『現代の名工』に選ばれ、黄綬褒章も受賞している佐賀県有田町の奥川俊右衛門さんの窯元が、19日、窃盗の被害に遭い、3点の作品が盗まれた。
■3点の磁器が盗難に

今回の事件は、19日午後、俊右衛門さんの妻・弘子さんがFacebook上で明らかにしたもの。

「泥棒が入り3点取られています。もしも、この作品を見られた方は俊右衛門窯まで、ご連絡宜しくお願い申し上げます。皆様も、気をつけて下さい」

と投稿した。被害に遭った作品は「白磁香炉」「白磁花瓶」「白磁牡丹文花瓶」の3点だ。
(白磁香炉 径12.0cm 高15.5cm)
(白磁花瓶 径20.0cm 高26.2cm)
(白磁牡丹文花瓶 径33.0cm 高54.0cm)
■被害総額は数百万円

しらべぇ編集部が、被害者の弘子さんに電話とメールで取材したところ…

「この3つの作品は、6月はじめにメディアの撮影があったため、たまたま展示場に出しておいたものでした。6月17日18時~19日9時半の間に、窓際にあった3点が盗まれました。19日の朝9時半に気づきましたが、窓ガラスの鍵の部分を割って、手だけ侵入したようです。
手慣れているのか展示場側にはガラスが落ちておらず、外にある片側の窓が開いていて内側の襖が中央に重なるようにしてあり、窓ガラスが割れたのには気づかず外側の窓を閉め忘れたのかと思ったくらいです。おそらく、展示場にも下見に来ていたのではないか…と思います」

とのこと。また、被害総額は3点で数百万円に及ぶ。すでに、所轄の伊万里警察署には被害届を提出済みだ。
■転売の可能性も

弘子さんが「この作品を見られた方は…」と投稿しているように、犯人は古物商やネットオークション、フリマアプリなどで、換金を試みる可能性がある。
現代の名工が心を込めてつくった芸術作品を盗んで金に換えるなど、決して許されることではない。気になる磁器を見つけた方は、ぜひ以下の公式サイトからご連絡してほしい。
※『奥川俊右衛門窯』公式サイト
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(取材・文/しらべぇ編集部・タカハシマコト)
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