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人見知りなら思わず共感!? アニメ・漫画の「愛すべきコミュ障キャラ」8人

5月20日(土) 9:00

人見知りなら思わず共感!? アニメ・漫画の「愛すべきコミュ障キャラ」8人
コミュニケーション障害……略して、"コミュ障"。人との会話が苦手、対面でどうしても緊張してしまう、こちらの気持ちを相手に伝えられない。人によって程度はあれど、対人関係で苦労している人は、このストレスフルな現代社会では多いことかと思います。

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そんな人たちなら感情移入必至な"コミュ障キャラクター"を今回はご紹介します。漫画、アニメ、特撮など、各作品からピックアップするキャラクターは、いずれもコミュニケーションが苦手で、ちょっぴり生きづらそうな人たちばかり。

でも、そんな彼、彼女たちが頑張っている姿は、観る者に勇気を与えてくれます。共感とおかしみと、そして、元気を与えてくれるコミュ障キャラたちの奮闘を是非ともご覧ください。

『動物戦隊ジュウオウジャー』の門藤操(ジュウオウザワールド)

『動物戦隊ジュウオウジャー』は、東映のスーパー戦隊シリーズ第40作目のメモリアル作として放映された特撮ヒーロードラマ。異世界に暮らす"ジューマン"と呼ばれる獣人と人間が混合したチーム編成が特色で、王道の戦隊シリーズとしてのストーリーに加えて、異世界交流ものとしての側面も併せ持つ作風がファンを魅了しました。

ジュウオウジャーのメンバーは、皆、個性的なキャラクターの持ち主なのですが、その中でも飛び抜けて"濃い"パーソナリティの持ち主が、「ジュウオウザワールド」に変身する能力を持つ地球人の青年、門藤操です。

今作の敵組織である「デスガリアン」の洗脳を受け、当初は主人公たちの前に敵として立ち塞がることになる操ですが、ジュウオウジャーの活躍によって洗脳から開放され、共にデスガリアンと戦うことになります。

しかし、この門藤操、元々「子どもの頃から身体が弱く、友達がいなかった」という孤独な出自を持つ上に、複雑な経緯でヒーローになった為、自分に対する自信の無さと自罰意識の強さ、そして、コミュニケーション能力の低さから劇中で度々、面倒臭い行動を繰り返します。

ちょっとしたことがきっかけですぐに凹んでしまい、卑屈な言葉で自分を責めたり、戦闘中に塞ぎ込んで仲間の足を引っ張ったり……とてもヒーローとは思えないナイーヴ過ぎる言動を繰り広げるのです。

自虐的な性格で、他人との距離の図り方が不器用過ぎる彼に対して、仲間たちも褒めたり、励ましたり、なだめすかしたり、時には強い言葉で叱咤してみたりと、四苦八苦しつつも様々な形でコミュニケーションを取りながらサポートすることに。その中で、操も仲間たちとの絆を深めていき、大きく成長を遂げることになります。

彼の「成長物語」としての描写も『動物戦隊ジュウオウジャー』の大きな見どころです。とてつもなく面倒臭くて、でも、やっぱりカッコ良い、超個性派ヒーローのジュウオウザワールド。スーパー戦隊の歴史に残る名キャラクターです。

『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』の黒木智子

モテない女子……ネットスラングでいうところの「喪女」な女子高生の悲哀に塗れた日常を描く本作は、学生時代に"イケてない"青春を送った人間ならば共感すると同時に、胸に「ドズン」と重い痛みを残す作品です。

主人公の喪女、黒木智子は、捻くれた性格に加えて、やたらとプライドが高く、思い込みが激しい上にオタク的な趣味嗜好の持ち主……という、ティーンエイジャーのダークサイドを悪魔合体させたかのような、かなり屈折した人間性の持ち主として描かれています。

モテる、モテない以前に、そもそも他者とのコミュニケーション不全に陥っている為に、完全に周囲から孤立してしまっているのですが、前述のひねた性格と高慢さから、その事実を受け入れることができず、自身の性格や言動を省みるどころか無意識に周囲を見下してしまう始末。

劇中では、智子が薔薇色の高校生活を送るために自分なりの努力を重ねるのですが、その全てがコミュニケーション不全者特有の客観性のなさから、痛々しい空回りに終わってしまう様がコメディとして描かれます。

とにかく読んでいて辛い場面の連続なのですが、一方で、徹底的に自虐的な笑いを貫くコメディセンスの高さや、心理描写の上手さとそこからオチへと繋げる構成力の巧さ、「不気味」と「可愛い」の間で絶妙なバランスが取られた智子のキャラクターデザインなど、ギャグ漫画として多くの見どころがあり、キチンと「笑える」一冊になっています。

悲惨さと滑稽さがせめぎ合うドラマ性こそが本作における最大の魅力でしょう。ちょっと毒のある笑いを求めている方に、オススメできる漫画です。

『僕らはみんな河合荘』の河合律

人間関係というものを複雑に考え過ぎてしまうが故に、コミュニケーションに消極的になっているいるヒロイン、それが『僕らはみんな河合荘』の河合律です。

強烈なキャラクターを持つ住人ばかりが集まる下宿「河合荘」を舞台に、ストーリーが展開される本作。律は、この物語の主人公である男子高校生、宇佐和成にとって憧れのマドンナであり、同じ下宿で暮らす同居人でもあります。

容姿端麗、学業優秀、まさに「知的美人」を地で行く律ですが、その一方で、対人関係に対しては慎重かつ煩雑に物事を捉えてしまう為、校内には友人らしい友人もおらずいつも一人で大好きな読書に没頭しているというキャラクターです。

そんな彼女に付いた通称が「プロぼっち」。無表情かつ言葉数も少なめな言動も手伝って、なかなか他者との距離を詰められない、寧ろ、その距離を遠ざけることで安寧を感じるタイプなのです。

物語のメインは、宇佐くんと律という男女二人が織り成すピュアで淡いロマンスであり、そこに、個性的な河合荘の住人たちが繰り広げるコメディやサブキャラクターによる恋愛描写が彩りを加えます。

対人関係に対して悩みと、ある種の達観による諦念を併せ持つ律のキャラクター描写は、人見知りをしてしまう人であれば、その不器用さを大いに共有できるかと思います。

そんな彼女に対して、宇佐くんは心の距離を少しずつ少しずつ、ゆっくりと近付けていくのですが、あくまで彼女の考え方を尊重し、その価値観に自分の合わせつつ適切な距離を模索していきます。律の人間関係不得意っぷりを矯正しようとするのではなく、それも個性だと捉え、時に失敗しながらも徐々に彼女のことを理解し、その歩みを揃えていく。

その肯定的なヒューマニズムは、何とも優しい目線に満ちており、胸に温かいものを残してくれます。

『僕らはみんな河合荘』は、原作漫画も勿論素晴らしいのですが、劇中で多用されるカラフルでポップな演出や主題歌と劇伴の素晴らしさ、出演声優さんのキャラクターへのハマりっぷりなど、アニメでも多くの見どころがある為、今回はアニメ版をチョイスさせていただきました。オススメ作です。

『くまみこ』の雨宿まち

『くまみこ』の主人公である雨宮まちは、東北部の過疎地域に暮らす女子中学生。人語を話すことができる熊を祀る神社に仕える巫女で、幼い頃からヒグマのナツと共に育ってきた女の娘です。

地方に住んでいる年頃の女の娘らしく都会への憧憬を募らせているのですが、「限界集落」とまで呼ばれるド田舎暮らしのせいで、幼少期から人と接する機会が少なかった為に、見知らぬ人とコミュニケーションを取るのが不得意という最大の弱点を抱えています。

しかも、電化製品やデジモノに対しても大の苦手意識があり、人見知りをし過ぎる性格と相まって、凄まじい田舎コンプレックスを拗らせることに……。大勢の人や都会的な文化を前にすると一種のパニック状態になってしまい、それがトラウマになって、他人や都会に対する恐怖感が更に増長するという負のスパイラルに陥っているのです。

漫画の中では、そんなデリケートなまちと、良い意味でも悪い意味でもデリカシーが皆無な村人たちとのやり取りがユーモアと共に描かれます。

可愛らしい絵柄でコーティングされているものの、自意識過剰で対人恐怖症気味なまちのキャラクターは、繊細な心の持ち主であれば、「あるある」と心の中で頷いてしまうことでしょう。

こちらも、ちょっぴりブラックなユーモアを求めている方に推薦したい漫画です。

『古見さんは、コミュ症です。』の古見硝子

コミュ症ヒロインが登場するコメディ漫画といえば、この『古見さんは、コミュ症です。』も挙げないわけにはいきません。『週刊少年サンデー』で好評連載中の作品で、コミックスも現在までに3巻がリリースされています。

生徒の個性を最大限に尊重する余り、アクの強い生徒ばかりが集う「私立伊旦高校」に通う古見硝子は、周囲から羨望と憧れの眼差しを向けられる美貌の持ち主ですが、実は、他人との日常会話すらままならない重度のコミュ障。それでも、友達が欲しいと願う彼女の真意を知った主人公は、彼女の友達作りに力を貸すことになりますが……。

そのタイトルの通り、ヒロインである古見さんのコミュニケーション不全っぷりと、端整なルックスとのギャップに笑いの主軸を置いた漫画作品であり、全編に渡って、硝子さんの特異なキャラクターと、彼女の力になろうとする男子生徒の奮闘によって巻き起こるドタバタ劇が描かれます。

古見さん以外の登場人物も、いずれも極端に性格が誇張されたキャラクターばかりで、全体的にギャグのテイストが強い作品です。その為、悲壮感や暗い雰囲気はほとんどありません。"コミュニケーション障害"というデリケートなテーマを扱いつつも、カラッと明るい学園コメディに仕上がっているのです。

一方で、笑いの中にも古見さんと主人公の心の触れ合いや、ドタバタ騒動を通して徐々に増えていく仲間たちなど、ハートウォーミングな要素もあり、読者を引き込むドラマ作りの巧みさ見逃せない作品となっています。

コミュ障というネガティヴな要素を逆手にとり、笑いと魅力的なヒロイン像を生み出したユニークなコメディ漫画です。

『ハピネスチャージプリキュア!』の白雪ひめ(キュアプリンセス)

プリキュアシリーズの放送開始10周年を記念して制作された『ハピネスチャージプリキュア!』は、様々な新要素を盛り込んだ意欲作としてファンに知られる作品です。

特に、主人公の他にも世界中に複数人のプリキュアが存在しているという斬新な世界観や、恋愛要素に重きを置いたドラマ作りは、本作のオリジナリティに大きく寄与しており、シリーズの中でもユニークな要素を数多く持つ冒険作となっています。

プリキュアに変身するヒロインたちもそれぞれにキャラクターが立っているのですが、キュアプリンセスこと、白雪ひめは特にその内面的特徴が取り沙汰されることが多い女の娘です。

元々は、「ブルースカイ王国」という王国のお姫様であり、お城の中で何不自由なく過ごしてきたのですが、ある日、敵組織の侵略を受けて王国は陥落。唯一の生き残りとして、囚われの身となった両親や国民を開放すべくプリキュアとして戦いを挑むことを決意します……と書くと、とてもカッコ良いのですが、実際のところは未だまだ実力が追いついておらず、戦闘では連戦連敗。

しかも、極度の人見知りの為、まともに人と話すこともできず、一緒に戦う仲間どころか友達すらいない、所謂「ぼっち」な娘なのです。その不器用さは相当のもので、色々と人間関係をこじらせてしまった結果、物語の序盤では、何と他のプリキュアと仲違いをしていた(というか、敵視されていた)程です。

しかし、彼女も仲間と出会い、共に力を合わせて困難を乗り越えていくことによって、人間的にも大きく成長を遂げます。序盤で度々描写されていた性格面での短所や、人見知りも徐々に克服し、前向きで明るい人間性と社交性を得るに至るのです。

ひめのように、内気な娘や人見知りをする娘も登場するのが、『プリキュア』シリーズのおもしろさであり、奥深さ。こういったキャラクターたちによるドラマは、あらゆる年齢層の人々に届く豊かなメッセージ性に満ちています。白雪ひめは、そうしたシリーズの前向きな作品性を端的に示してくれているキャラクターなのです。

『NEW GAME!』の滝本ひふみ

コミュニケーションの取り方には、多様性があります。例え、口下手でも、文章ならば自分の気持ちをストレートに相手に伝えることができる人もいますし、ましてや、テクノロジーが進化した現代ならば、その表現方法も人それぞれです。

人気作『NEW GAME!』に登場する滝本ひふみは、主人公と同じ職場に務める先輩社員。人との対面で話すことをやや苦手としており、後輩に対しても伏し目がちかつ小声で短いセンテンスでの会話をすることしかできません。

しかしながら、彼女は車内のインスタントメッセンジャーならば、周囲とフランクかつ饒舌にコミュニケーションができるタイプなのです。対面では、小さな声でしか喋れなくとも本当は心根が優しく、面倒見も良い彼女の良心は、メッセ上で存分に発揮されます。

『NEW GAME!』は、ゲーム制作会社を舞台にした作品であり、登場人物も社会人ならば思わず共感をしてしまうというか、感情移入が容易なキャラクターが多いのですが、滝本ひふみという女性は、職場で上手く会話ができない人ならば絶対にシンパシーを感じてしまうと思います。

第二期の放映も決定している本作。放送開始前に是非とも今一度、ご覧になっていただければと思います。

『ふらら一人でできませんっ』の甘宮ふらら

最後に紹介するキャラクターは、漫画『ふらら一人でできませんっ』より、主人公の甘宮ふららです。この漫画は、双葉社の『コミックハイ!』と『漫画アクション』で連載をされていた作品で、物語は既に完結済み。全3巻の単行本が発売されています。

コミュニケーション能力が皆無と言っても過言ではない程、極度のコミュ障であるふららを幼馴染の女の娘があらゆる面でサポートし続ける……という形式で話が展開するギャグ漫画なのですが、兎にも角にも、ふららのできないっぷりと人見知りの度合いが凄まじく、その強烈なキャラクターが印象に残る作品です。

「コンビニでトイレを借りようとするも、店員に声を掛けることができず、結果的に少し漏らす」「電車に乗っただけで、緊張感から体調を崩してしまう」など、劇中ではふららの極端な性格によって巻き起こるトラブルと、それによって周囲が振り回される様が各話での笑いどころとして描かれます。

いうなれば、ふららは、"コミュ障"という概念を極限まで戯画化したキャラクターであり、そのキャラクター性と一般社会とのズレや齟齬が笑いを生み出すのです。常識と非常識の衝突によって笑いを生み出すドラマ性はテクニカルで、かなりトリッキーな作風の作品ではありますが、その実、とてもギャグ漫画らしいギャグ漫画となっています。

また、ふららには、基本的に台詞がなく、感情表現は全て擬音とアクションのみで描写されているのですが、それが本作のシュールな側面を更に強調しています。妙に中毒性のある作風であり、ふららの超内弁慶な性格や我儘ぶりに苦笑いしつつも、いつしか、彼女のキャラクターに引き込まれてしまう不思議な魅力を持つ"コミュ障ギャグ漫画"です。

ショートコミックという形式もあり、サクサク読み進められる点もオススメですよ!


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