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松本若菜「結婚しても母親になっても、女優は絶対に続けたい」

2月19日(日) 20:00

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松本若菜「結婚しても母親になっても、女優は絶対に続けたい」
 18日から劇場公開された『愚行録』の撮影秘話や特撮ヒーローのお姉さん役でデビューしてからの10年、そしてプライベートや気になる結婚の話までを、お聞きしました!

――今回出演された映画『愚行録』は、第135回直木賞の候補作にもなった同名の傑作ミステリー小説が原作ですが……。

松本 (原作を)読み終えたときは、なんて後味が悪いんだろうって。何日も(暗い気持ちを)引きずってしまいそうな感じでした。それと、物語がインタビュー形式で構成されているので、これらがどんなふうに映像化されるんだろうって思いましたね。

――映画は、主人公の週刊誌記者・田中(妻夫木聡)が、育児放棄で逮捕された妹・光子(満島ひかり)の問題を抱えながらも、犯人が捕まらないまま1年が過ぎた一家惨殺事件の真実に迫ろうと、事件関係者に取材(インタビュー)を重ねるうちに、被害者夫婦の意外な素顔が明らかになっていく展開でした。

松本 私が演じた惨殺事件の被害者一家の妻・夏原友季恵は、映画では大学時代を中心に描かれます。学生時代って一番、人間関係が構築されていくときだなって、私の実体験の中でもあったので、そこはリアリティを感じました。

――なるほど。彼女はどんな女性だと思いましたか?

松本 難しいのがそこなんです。この『愚行録』に出てくる夏原って、みんなの回想じゃないですか? これは私が思っていることなんですけど、人の記憶って勝手に塗り替えられません? 自分の都合のいいように書き換えられちゃうことってありますよね?

――たとえば、いじめられたほうは覚えているけど、いじめたほうは忘れちゃっている……とかですね。

松本 そうそう。この夏原という女性は、彼女に好意を寄せていた尾形(中村倫也)から見たら“すごく完璧な女性”だけど、他の人間は“あの女は最低!”と証言していますから。

――確かに、それぞれの夏原像であって、実際はどんな人間か分かりませんよね。

松本 だからこそ、本当に悩んで悩んだ結果、何も含みを持たずに役作りをしました。簡単に言ってしまうと、天然な女性ということでしょうか(笑)。

――演じるうえで心がけたことはありますか?

松本 何も考えないようにしないと、悪い女性って、きっと分かりやすく出ちゃうと思うんですね。

――悪女って、あからさまに分かると見るほうもつまらないかもしれませんね。

松本 そうなんですよ。言い方は悪いんですけど、ありがちなものになってしまうなって思って。石川慶監督とも話したんですけど、10人中8人は“悪い人間”と言う人がいても、残り2人は“いい人”って言ってくれる人がいればいい……という感じが出せればと考えていました。

――内面はもちろん、外見も意識した点があるとか?

松本 学生時代のシーンは設定が1999年で、“アムラー(歌手の安室奈美恵のファッションを真似した人)”全盛の時代。シャギーカットっていう当時はやっていたヘアスタイルにして。美容師さんに“久しぶりに(シャギーカットに)切ったわ~”って言われましたよ(笑)。校内のベンチに座る姿も脚をそろえて、お嬢様ってオーラが出ていましたね。

松本 ちょっとした所作にも気をつけていましたね。

――主婦を演じるシーンではセレブ感が出ていました。

松本 毛先を巻いたりして、ニコタマ(二子玉川)のマダムを想定しました(笑)。子どもに対しては、友達みたいに接するお母さんのイメージで演じました。

――そうだったんですね。今回の撮影で印象に残ったことはありますか。

松本 私自身、大学に行ってないので、キャンパスライフっていうのが想像でしかなかったんです。しかも撮影当時32歳の私が、18歳から22歳の役を演じるというのは、すごいプレッシャーがあって。

――というのは?

松本 大学生に見えなかったら、どうしようって(笑)の中では大学生って、きっと箸が転がっただけでも笑うんじゃないかってイメージがあったんです。

――映画の中でもそんなシーンがあったんですか。

松本 教室で夏原が(映画館にあるような)イスに、席が上がった状態で座ろうとして、腰がガクンとなって、夏原とその光景を見た人物が大笑いするシーンがあるんです。たぶん大人だったら「大丈夫?」って声をかけるんでしょうけど、笑っちゃうところが若さっていうか。大学生って子どもと大人の間だから、そんな感じが出せるようにしました。

――そして、撮影も無事に終わり、完成版をご覧になっていかがでしたか?

松本 (脚本を読んで)最後を知っているにもかかわらず、観終わった後はなかなか席から立てないぐらい衝撃的でした。きっと、原作ファンの方がご覧になっても、ガッカリすることはないと思いますよ。

――楽しみですね。今年は、07年放映のドラマ『仮面ライダー電王』で、松本さんが電王に変身する良太郎の姉・愛理役でデビューされてから、ちょうど10年です。

松本 (10年間は)アッという間……ではなかったですね(笑)。もちろん紆余曲折はあったし。でも、その中で本当にいい作品やいい人たちとの出会いというのは確実にありましたね。

――この10年での一番の思い出と言ったら?

松本 一昨年公開された映画『駆込み女と駆出し男』という時代劇に出させてもらったときの、原田眞人監督との出会いはすごく大きかったですね。

――確か、松本さんが演じたのは、舌を焼かれて口がきけない女性でしたね。

松本 はい。原田監督は(演技指導などが)メチャクチャ厳しいんですよ。もう、本当に女優やめちゃおうかなって思ったぐらい。でも、完成した映画を観て、やっぱりすごいなって素直に思ったんですよ。だから、あのときの経験があるから多少のことでは動じなくなりましたね(笑)。

――なるほど~。ちなみに今回の映画では、妻であり、母親でもある役を演じられましたが、プライベートで結婚願望はありますか?

松本 いや~もう、本当にね、相手がいてタイミングがあったらとは思っているんですよ。もうすぐ33歳になるし(苦笑)。でも、まったく予定がないですね。

――ご両親から結婚を急かされることはない?

松本 それもないんです。2人の姉は結婚して子どももいるんです。真ん中の姉が実家を継いでくれているから、親も安心しているからかな。若菜は好きに生きていいよって感じですね。

――ご両親から信頼されているんですね。

松本 まあ、いい言い方をすれば、そうかも(笑)。

――何歳までに結婚したいとかもない?

松本 ないですねぇ~。気持ちがいつまでもデビュー前ぐらい、精神年齢でいうと20代前半くらいなんですよね(笑)。

――だいぶお若いですね。

松本 でも、体のほうは……そうでもなくて。脂っこいものを食べると、翌日、胃もたれがすごいとかありますね。でも、ステキなアラサーでいたいなって。

――ちなみに、どんなアラサーでいたいんですか?

松本 ちょっと抽象的な表現になっちゃいますが、“常にフラットな女性”ということでしょうか。化粧を全然していなくて、おしゃれをしていないのに、たとえばジーンズとTシャツ姿でも“この人、本当にステキ”って思えるオーラのある女性になりたいと思っています。

――そんな松本さんのことを狙っている男性は大勢いると思いますよ。そこで気になるのは、好きな男性のタイプですが……。

松本 それ、よく聞かれるんですけど、答えるのが難しいんですよね(汗)。

――じゃあ『愚行録』の登場人物の男性の中では?

松本 いない、いない、いないですよぉ~(笑)。みんなキャラが濃すぎます。

――ははは。なかなか答えにくい質問で恐縮です。

松本 いえいえ。ただ、結婚しても母親になっても絶対に女優は続けたいと思っているので、そこを許してくれる人がいいですね。あと趣味でも何でもいいんですが、好きなことを一生懸命やっている人はステキだなって思いますよ。

――そういう男性にひかれるんですね。最後に11年目に向けての抱負を聞かせてください。

松本 特にこういう役をやりたいということではなくて、“松本若菜に演じさせたい”って思っていただいた役を、いかに監督や演出家の期待通りに作り上げていけるのか、ということでしょうか。これはデビューしたときからの変わらない目標でもあるんですが、11年目も同じ姿勢で取り組んでいきたいと思います。

 取材当日は、真っ赤なドレス姿で、大人の色香ムンムンだった松本若菜さん。本誌としては、今後は“艶技”にも期待したいところですが、いかがでしょう?

松本若菜 まつもと・わかな
1984年2月25日、鳥取県生まれ。A型。T165‐B80W57H86。2007年、ドラマ『仮面ライダー電王』(テレビ朝日系)で女優デビュー。以降、初主演を務めた09年の『腐女子彼女。』をはじめ、『駆込み女と駆出し男』『無伴奏』などの映画や、『アルジャーノンに花束を』(TBS系)などのドラマ、舞台などで活躍中。10年には『とっとりふるさと大使』に任命された。
映画『愚行録』は2月18日(土)より全国公開

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