Amebaニュース

障害児を育てているママへの「余計な一言」その2 #26

1月25日(水) 22:00

提供:
illustration (C)今井久恵
“子どもも親も幸せになる 発達障害の子の育て方”の著者の立石美津子の連載「もしかしてウチの子、障害児?」第26回目。
前回に引き続き、余計な一言シリーズ2です。


「余計な一言」には要注意! 気をつけたいコト4選

source:https://www.shutterstock.com/
(1)「わかる~、わかる~」と妙に共感
健常児のママから「わかる、わかる~、大変だよね」と妙に共感されました。でも「わかりっこないでしょ」と思ってしまいます。当事者ではないと本当の苦しみはわかりませんので、無理に共感しなくてよいのです。
そんなときは「大変な子育てを正確にはわかってはあげられないと思うんだけど、何か私に出来ることがあったら言ってね」と言われた方が救われます。

(2)「専門機関に連れて行ったら?」とアドバイス
「うちの子、おかしいと思わない?なんだか怪しい。凄く心配なんだけどどうしたらいいと思う?」と相談を受けたのならばいいのですが、相手が何も言っていないのに「様子が変だから自閉症かもしれないね。病院で診てもらったら?」は禁句です。
また、これを言うのは専門医師の役割です。幼稚園、保育園、小学校の担任でも診断名は言わず専門機関に診てもらうように勧めるだけにとどめているのですから。ママ友からスバリ言われるといい気持ちはしないでしょう。

(3)「自閉ちゃん」「ダウンちゃん」と愛称で呼ぶ
私も体験しましたが、立派な名前があるのに障害の名前でひとくくりにされて愛称のように「自閉ちゃん」と他人から言われるのはいい気がしませんでした。
ダウン症児に対して「ダウンちゃん」と呼んでいる人もいますよね。
当事者の親がわが子のことを「うちの子、自閉ちゃんだから、ダウンちゃんだから」と言うのはいいかもしれませんが、他人が言うのは意味合いが違ってきますので気をつけましょう。
  
(4)「うちの子は多動ちゃんだから」と障害名で表現する
特に発達に問題のない健常児のママが、わが子が好奇心旺盛でウロウロ動き回るのを見て「うちの子は多動ちゃんだから」とおちゃらけて言っているのを耳にすることがあります。
本当に“注意欠如/多動性障害(AD/HD)”の診断を受けているママが耳にすると、決していい気分はしないと思います。

「心ない言葉」にママは傷ついている
「それを理由にして母親業を怠るな!」
バスの中でじっとしておらず奇声を発している息子に対して「なんでしつけないんだ!いい加減にしろ!」と怒鳴られたことが何度もあります。
精一杯しつけても、狭い車内でパニックを起こしどうしようもない状態でした。

photo by author

“障害があります。ご理解ください”のワッペンを付けていても言われます。これを見せて「ご理解ください」と謝ったら「それを理由にして母親業を怠るな!」と更に罵倒されたことがあります。
かなり傷つきました。

「あの子がいると足を引っ張られる」
運動会や発表会で皆と同じように上手に出来ない園児に対して、陰で「あの子が参加すると全体が掻き乱されるわよね」と言っている人がいます。
それは事実ですから、本人が居ない場所で茶飲み話で噂するのは仕方がないのですが、「あなたの子が参加すると優勝できなくなるから運動会の当日は欠席してくれないかしら?」とあからさまに告げたママがいました。

良かれと思ってかけた言葉でも相手を傷つけることがありますので、参考にしてくださいね。

【画像】
※ PhotoMediaGroup / Shutterstock

【関連記事】
障害児を育てているママへの「余計な一言」その1 #25
赤ちゃんみたいな喋り方…「5歳を過ぎたら疑いたい構音障害」#24
期待のしすぎは悪影響!「発達障害児」を苦しめない接し方って?
1クラスに3~4名もいる!? 「よく喋るのに読めない子」への正しい理解とは
電車内で障がい児が隣に…アナタならどうする?
It Mama

コラム新着ニュース

編集部のイチオシ記事

この記事もおすすめ

コラムアクセスランキング

注目トピックス

アクセスランキング

写真ランキング

注目の芸能人ブログ