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大倉忠義、ジャニーズ力を発揮「監督から求められて……」

11月26日(土) 8:40

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 映画『疾風ロンド』(11月26日公開)について、同作に出演する俳優の阿部寛、関ジャニ∞の大倉忠義、女優の大島優子がインタビューに答えた。本作は、医学研究所から盗まれた生物兵器を捜索する、雪山を舞台にした作品。サスペンスでもありコメディでもある本作の役作り、そして完成品を観たあとの驚きとは?

【写真】大倉たちがレスキュー!? 豪雪に埋まった阿部寛

◆最近は少女マンガのキャラや間抜けな刑事役が続き……

――サスペンスの名手として名高い東野圭吾さんの原作ながら、あえて“笑撃のサスペンス”というキャッチコピーを冠した映画『疾風ロンド』。最初に出演を決めた理由はなんですか?
【阿部寛】吉田照幸監督の『サラリーマンNEO』(NHK総合)を観た時から、どうしたらあんなにキレキレっの作品が作れるのだろうと思っていましたから、出演は二つ返事。どういう演出をするのか見てみたい! それがいちばんの理由でした。
【大倉忠義】最近演じた役柄を考えると、ラブストーリーとか少女漫画のキャラクターとか、間抜けな刑事役が続いていたので、「やっと普通の人ができる」という喜びもありました(笑)。もちろん、根本には阿部さんと共演させていただけることも楽しみでしたし、物語も面白いなと思っていました。
【大島優子】9歳からずっとスノーボードをやっていたので、スノーボードクロス選手の役は「待ってました!」という感じでした。それに加えて、東野圭吾さんのサスペンスの世界を阿部さんと吉田監督が組んでどう作っていくのかにとても興味がありました。

――阿部さんが扮するのは、盗まれた違法生物兵器の行方を追ってスキー場にやって来る研究員・栗林和幸。大倉さんが演じるスキー場のパトロール隊員・根津昇平と、大島さんが演じるスノーボードクロス選手・瀬利千晶が探索をサポートしますが、役作りは?
【阿部寛】最初から雪山を滑走していくような、スピード感のある映画だなと思っていました。栗林はそのスピード感や雪山の平穏な空気をかき乱す男というイメージだったので、まずは僕なりに表現してみようと思って。学者の栗林は、家庭や子供のことも振り返らないで仕事に没頭している男ですが、それが上司の理不尽な命令を受けて追い込まれていく。こういう不器用な人間をどう演じようかとも思いました。
【大倉忠義】僕の役はどこにでも居そうな普通の男ですけど、たまにキザなことも言うんです。そのセリフをどう言えばいいかと悩んだりもしました。カッコつけて言うのも違うだろうし、普通にさらりと言った方がいいのかなぁ、とか。それも誰もいないところでの独り言ですから。そういうのって、あまりないんじゃないかなと思ったりして(笑)。
【大島優子】千晶は、誰もが経験する感情を“乗り越える”という時期のまっただ中に居る女性。私自身も、いろんなことに葛藤したり悩んだりしながら乗り越えた経験があるので、感情移入しやすかったです。

◆大倉が求められた“ジャニーズカット”とは?

――阿部さんはスキー、大倉さんはスノーモービル、大島さんはスノーボードと、雪山ならではの“技”を披露していますが。
【大島優子】スキーをしている根津さんも素敵でした。でも、大倉さんは周りで滑るエキストラの方に「あか~ん、もう少しヘタに見えるように滑ってください」って、こっそり言っていましたけどねぇ(笑)。
【大倉忠義】なにしろ協力してくださった地元のみなさんは、本当にスキーがうまい方ばかりでしたから(苦笑)。それに、みなさんが毎日作ってくださったご飯もおいしかった! 雪山ロケの思い出となると、最初にご飯を思い出すくらい。
【阿部寛】本当に、地元の方には感謝だね。
【大倉忠義】僕は日頃もバイクで走っているので、スノーモービルはすぐコツをつかめましたけど。でも、ゲレンデに隠された生物兵器を探しに行った千晶と合流して、また別の場所に行くというシーン。その時は、カメラ横スレスレで走らなきゃいけないのに、僕は1回も練習ができなかったんですよ。しかも、やってみたら、意外に本番一発でスレスレに行けて、“決まったな!”と思ったのに、なんとその瞬間はカメラに映っていなかった……。すごい自己満足でしかなかったんですよねぇ。それにしても、なんで練習させてもらえなかったんだろう? 未だに謎ですね(笑)。
【阿部寛】(笑をこらえながら)でも、その代わりに他のシーンで決めたそうじゃない?
【大倉忠義】ああ、あれですね。あそこのシーンの決め顔は、「ここはジャニーズで」って監督から求められたんですよ。
【阿部寛】ほんと?
【大倉忠義】はい。なので、思いっきりジャニーズカットになっています(爆笑)。

◆撮影中には気づかなかった、サスペンスとコメディの融合

――“笑撃のサスペンス”というキャッチコピーですが、感想は?
【阿部寛】僕は『サラリーマンNEO』の監督さんだから、あのキレの良さでくるだろうなと勝手に想像していたんです。でもこういう作品で、いや~、コメディもすごいなと思った。とにかく自分の考える笑いとか間を出し切って、あとは監督のジャッジに身を委ねました。
【大倉忠義】僕は、台本を読んだ時も現場で撮っている時も、ずっとサスペンスだと思っていたんですよ。もちろん、撮影中に“シリアスなシーンなのに、ムロ(ツヨシ)さんが不思議な動きをしているなぁ”とかって、たまに変だなと思ったりはしましたけど。だから初めて完成品を観て、“これ、コメディだったんや!”とびっくりしました。
【大島優子】私と大倉さんの役は、一生懸命に生物兵器を探していますからね。でも、レスキュー隊の詰め所に私と大倉さんが居て、そこに阿部さんが入ってくると、空気ががらりと変わる。最初に阿部さんが入って来た時のリアクションは、ほんと、目が点になって(爆笑)。そこで“コメディなの?”と気がつきました。
【大倉忠義】しかも、阿部さんのリアクションがどんどんバージョンアップしてる。
阿部寛 大倉くんと大島さんの雰囲気とは、なんか噛み合ない。そのギャップも面白いんだけど、その“噛み合ないなぁ”というところをなんとか埋めようとして、少しずつ変えていって。最終的にああいう感じに出来上がったんじゃないかなぁ(笑)。

――作品の見どころは?
【阿部寛】東野圭吾さんは、ご自分の小説の映画化作品をあまり褒めないことで有名な方らしいけど、今回はご覧になった後に褒めていただいたようで。それで、みんなと朝4時まで飲んだということだったので、“良かった!”とホッとしてたんです。でも、「スキーのシーンが最高だった」と盛り上がってらしたというのを聞いて、ちょっと腰が砕けたり(笑)。とにかくそういう素晴らしいスキーアクションもあり、ほろりとする人間ドラマもあり。楽しんでいただけると思います。
【大島優子】ギャップと意外性に満ちた作品で、出演している私自身が意表をつかれました。そういう誰もが笑える、そしてドキドキする作品に仕上がったと思います。
【大倉忠義】サスペンスとコメディを絶妙なタッチで融合させるという、難しいことを実現した作品です。個人的には、衝撃を受けるくらいの面白さだったんですけど……。あっ、宣伝戦略としては、そこまで素直に言わないほうがいいかなぁ? ギャップがあったほうが。
【阿部寛】そうだね(笑)。意表をつく展開で、楽しく、あっという間に観られると思います。
【大倉忠義】とにかく心をフラットに、なにも考えずに観てください。絶対に楽しめる作品です!(笑)。
(文/金子裕子)


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