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自宅のゴミ部屋化は孤独死の予兆…人知れず死んだ男たちのSOS

11月22日(火) 9:04

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 20代電通社員の過労自殺が大きく報じられたが、実際には過労死が最も多いのは40~50代だ。そして、働きづめだった男たちを取り巻くもうひとつの“結末”として「孤独死」が挙げられる。急増する中年男性の孤独死ケースには、いくつかの特徴がある。離婚や離職で“孤立無援”になった末に、悲しい最期を迎える男たちの真の姿とは……。

 東京都監察医務院によると、孤独死と見なされるケースでは、遺体発見までの平均期間に男女で差があるという。男性が死後3週間なのに対し、女性は死後1週間で短い。女性よりも男性の遺体の発見が遅れるという傾向について、特殊清掃を行う「あんしんネット」の石見良教氏は「男性は女性に比べて社交性に乏しい。だから死に気づいてもらうまで時間がかかる」と話す。

「独身で40代ともなると、学生時代の友人も結婚して疎遠になり、職場の人としか繋がりがないという人は多い。地方出身者だと家族や親類ともさほど連絡をとらないでしょう。そんななか、離職や休職をきっかけに“孤立無援状態”になる人が出てくる。我々の特殊清掃には通常、遺族が立会うのですが、なかには会社の同僚が仕方なく立ち会った現場もありました」

 人知れず死んだ男たちは、遺体の腐敗臭で周囲にメッセージを送ることになる。冬場に発見される場合、夏頃に亡くなった遺体がようやく見つかるケースも多いそうだ。そんな孤独死に至るまでには、生前から始まるいくつかの予兆があるという。

⇒【写真】はコチラ(ゴミ部屋化していた53歳の男性の死亡現場)http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1241788

「わかりやすいのは自宅の『ゴミ部屋化』です。孤独死の現場は、健全な心理状態の人ならそこで生活するのが耐えられないくらいゴミで一杯になっていることが多い。そんなゴミ部屋からは断捨離や整理術の本が発見されることもあり、故人が荒れ果てた生活から抜け出そうとした姿が見て取れます。この時点でSOSのサインを受け取ってくれる人がいれば、孤独死は避けられたはずですが……」

⇒【写真】はコチラ http://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1241789

 そういったゴミ部屋の住人も、決して最初から荒れた生活を送っていたわけではない。バリバリ働いていた人が、ある日突然、転落するケースも少なくないのだ。

「大企業に勤めていた40代男性の場合は、超過労働に耐えられず会社を辞めたとたんに妻に離婚されてしまったようです。どれだけショックだったのか、荒れた一人暮らしの末に行きついたのは、病気による孤独死だった。その遺品整理には離婚した元妻が立ち会ったのが、なんとも皮肉です」

 11/22発売の週刊SPA!に掲載されている特集『[過労死]or[孤独死]どっちが悲惨か?』では、上記のような孤独死の現場にくわえ、昨今話題の「過労死」についても総力取材。働く男たちが迎える最期の瞬間として、「どちらが悲惨なのか?」を徹底検証している。また、「離婚後、孤独死の危機を感じる」と語る高橋ジョージ氏の独占インタビューも掲載。過労死と孤独死を避けるためにはどうすればいいのか、専門家たちが考察している。働く男にはぜひとも熟読してほしい内容となっている。 <取材・文・内容/週刊SPA!編集部>



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