秋は幼稚園の説明会シーズンです。
どの幼稚園にするか、2年保育にするか3年保育にするか悩むママも多いのではないでしょうか。
そこで今回は幼稚園入園前に知っておきたい2年保育と3年保育の違いやメリットについてお伝えします。
■それぞれのメリットとは?
何年保育にするか、2年保育3年保育どちらのメリットも知っておきたいですよね。
それぞれのメリットにはどのようなことがあげられるでしょうか。
(1)2年保育のメリット
・子どもとの時間を3年保育よりも1年多く過ごすことができる
・成長してから入園するので、ママと離れることにあまり抵抗感がない
・保育料が2年分で済む
(2)3年保育のメリット
・ママ一人の時間を1年多く持つことができる
・小さいうちから集団生活を経験させることができる
・早く自立できる
2年保育の場合は、持ちあがりの子ども同士で友達の輪ができている中にわが子がなじめるか不安ですよね。
でも子どもたちは、新しいお友だちが来ることをとても喜びますのでそれほど心配しなくても大丈夫です。
どちらかというと、ママ同士の関係の方が輪の中へ飛び込む勇気が必要かもしれませんね。
■面接もある!? 幼稚園入園前に準備をしておきたいことって?

3年保育を受け入れている幼稚園などでは、入園前に子どもや親との面接を行っているところがあります。
子どもが遊んでいる姿を見て集団生活になじめるか、ママと離れられるかなどという基準を満たさなければ入園できないなど、まるでお受験幼稚園。
わが子を通わせたい幼稚園がどのようなところかをまずは調べて、もしもこのような面接がある幼稚園なら、ある程度入園に向けた準備をしておきましょう。
現在は、幼稚園入園のための教室もたくさんありますし、教室に通わせなくても一時保育を定期的に利用するなどして集団生活やママと離れることに慣れておくと安心です。
また、2年保育を希望する場合は、家庭の中で自立できるよう教えてあげましょう。
自分で靴が履けない、自分の荷物を片付けられないなど身の回りのことができないと、他の子についていくことができず幼稚園がつまらなくなってしまいます。
また、普段の生活の場面や子どもと一緒にゲームをやる時にはきちんとルールを教えることも必要です。
いかがでしたか?
2年保育と3年保育、わが子にとってどちらがいいのか悩むかと思いますが、周りの意見で決めてはきっと後悔することになります。
わが子のことを誰よりもよく知っているママパパが、一番良いと思った答えこそが正しい決断です。
これから始まる幼稚園生活、ワクワクしたスタートを切れるといいですね。
【画像・参考】
※ Andrey_Kuzmin、Oksana Kuzmina / Shutterstock
【筆者略歴】
※ 藤實智子(ふじみともこ)・・・元認可保育園園長。現在は一時保育室「ママズスマイル」の施設長として0歳から6歳までの児童を預かる。同時に、なぜ保育士が増えないのか、待機児童が減らないのかという問題を現場の立場から考え解決するため、保育施設のサポートや保育士の相談事業等を行う。
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