舛添要一・東京都知事(67)が辞任を表明し、現在ネット上では擁護論も多数出るようになっている。曰く新たな選挙をすると約50億円かかるといったことや、東京五輪の費用が大幅に上がることについて、舛添氏の「セコい」金銭問題は大したことではない、などだ。また、過去に石原慎太郎氏が知事時代だった時の「大名行列」はもっと派手だったと指摘するような声もある。
他にも舛添氏は有能な政治家であるとする意見のほか、マスコミや一般人の舛添氏へのバッシングが「いじめ」であるといった意見も出た。歌手のクミコ(61)も舛添氏を過度に糾弾する人に対して違和感を覚えているようだ。
舛添氏がしたことは、弁明のしようがないことであり、「わかりやすい罪」だと表現。そしてこう続ける。
『でも、そのあまりのわかりやすさで、彼を糾弾する人たちの品位もわかりやすい。
「あなたに、やめていただくにはどうしたらよいですか」
こんな質問をする記者までいる。
もうこぞっての総攻撃。
なんだかなあ。
だんだんイヤな気持ちになる。
こんな光景をみるたび、思い出すことがある。
キリストが、姦通の罪で石を投げられる女を助ける言葉。
「あなた方の中で罪を犯したことのない人が、この女に石を投げなさい」
クリスチャンでもない私が、これを思い出してしまう。』
そのうえで、日本人にはもっと「情」があったのでは? と疑問を呈した。
舛添氏に対しては、前都知事の猪瀬直樹氏(69)もブログで言及。決して舛添氏のキャラは好きになれないとしたうえで、
「でも、こんな人民裁判のようなやり方はもうやめたほうがよいと思います」
これは、都議会の総務委員会についての意見だ。クミコはマスコミや一般人への疑問、そして猪瀬氏は都議会への疑問を呈した形となった。
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