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漫画、フィギュア、さらにはアニメも!怪獣大好きライターが徹底解説!「ウルトラ怪獣擬人化計画」の魅力とは

6月11日(土) 16:35

戦艦に鉄道、お城に日本刀……と様々なモチーフを用いて展開されている"擬人化"企画。

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今や、日本のオタクカルチャーにおいて定番化し、様々なメディアで発展を遂げている"擬人化"ではありますが、そうした中でも一際個性的な存在感を発揮しているのが歴代の『ウルトラマン』シリーズに登場した怪獣を美少女キャラクター化した『ウルトラ怪獣擬人化計画』です。

ウルトラシリーズを生み出した円谷プロダクション公認というお墨付きのもと、各種メディアミックスとプロダクション展開を行っている本プロジェクトの魅力をウルトラ怪獣と可愛い女の娘が大好きな筆者が解説いたします!

そもそも『ウルトラ怪獣擬人化計画』とは? そして、プロジェクトの軸となる二大ブランドについて

ウルトラシリーズの怪獣(正確には、ウルトラマンが戦う相手は、怪獣、宇宙人、宇宙怪獣、超獣、異次元人……と、多岐に渡りますが、今回は便宜上"怪獣"の呼称で統一させていただきます)を豪華イラストレーターが美少女キャラクター化するというユニークなメディアミックス企画、それが『ウルトラ怪獣擬人化計画』です。

イラストにコミカライズ、フィギュア化と各種メディアを跨いで幅広く展開されている、この『ウルトラ怪獣擬人化計画』。秋からは、DアニメストアにてWEBアニメの配信もスタート予定で、今年に入って更なる広がりをみせています。

そんな『ウルトラ怪獣擬人化計画』には、幾つかのブランドが存在しています。その中でも、とりわけ高い人気を誇っているのが、ファンから「電撃版」の愛称で親しまれているKADOKAWAによるシリーズと、「POP版」と呼ばれるイラストレーターのPOP氏を中心としたブランドです。

ウルトラ怪獣を美少女化するという同一コンセプトでありながらも、それぞれに個性を持つ二大ブランド。その特色と魅力をご紹介いたします!

幅広い怪獣のラインナップが特徴の電撃版『ウルトラ怪獣擬人化計画』

電撃版の『ウルトラ怪獣擬人化計画』は、『電撃G's magazine』(アスキー・メディアワークス刊)でのイラスト企画を軸に展開しているシリーズ。毎号、擬人化怪獣のグラビアが掲載され、そのイラストを起点にコミカライズやフィギュア、キャラクターグッズのリリースが行われています。

こちらのブランドにおける最大の特色がイラストレーターの豪華なラインナップです。なまにくATK氏や大熊猫介氏といったニトロプラス所属のイラストレーターをはじめ、ボーカロイド作品のアルバムジャケットを手掛ける富岡二郎氏、漫画家としても活躍されている爆天童氏など、多くのクリエイターが同企画に参加し、ウルトラ怪獣を可愛く美少女化させています。

また、イラストレーターの多彩さに比例して、ピックアップされている怪獣も非常にバラエティ豊かです。

初代『ウルトラマン』に登場したゴモラやレッドキング、ゼットンといった定番の人気怪獣は勿論のこと、『ウルトラマンティガ』から始まる平成テレビシリーズの怪獣までシッカリと網羅。

更には、『ウルトラマンタロウ』に登場した改造ベムスターやメフィラス星人二代目といった再生、二世怪獣や、『ウルトラQ』の異次元列車のような意外性とマニアックさを兼ね備えるキャラクターまで、各シリーズからバランス良くチョイスされています。

豊富なメディア、プロダクション展開も電撃版の大きな魅力!

シリーズの出発点である『ウルトラQ』から平成テレビシリーズの登場怪獣に至るまで、バラエティに富んだラインナップが持ち味の電撃版ですが、その世界観に触れる入口としてオススメなアイテムが『電撃G's magazine』のグラビアをまとめた画集とコミカライズ版の『ウルトラ怪獣擬人化計画 ギャラクシー☆デイズ』です。

『「ウルトラ怪獣擬人化計画」怪獣大図鑑』と題された画集は、現在までに2冊が発売されており、通販サイトなどで購入可能。様々なイラストレーターによる怪獣美少女たちの美麗なビジュアルを楽しめます。

『ウルトラ怪獣擬人化計画 ギャラクシー☆デイズ』は、爆天童氏が手掛けた漫画作品。ゴモラと再生ベムスターの二人(二匹?)を主人公に据えた学園ギャグ四コマ漫画となっており、可愛らしい絵柄と明るくキュートなギャグが持ち味ののほほんマッタリと笑える作品です。

更に、電撃版では、フィギュアを始めとして多数のキャラクターグッズをリリースしており、各種プロダクトも充実。

東急ハンズ内に専門コーナーを設けたり、映画や漫画、プロレスなどのサブカル系Tシャツでお馴染みのアパレルブランド「ハードコアチョコレート」からプリントTシャツを発売するなど、様々なコラボ企画も行われています。

ちなみに、前述したWEBアニメ版も、この電撃版をベースとしており、ファンにはお馴染みの怪獣少女たちがデフォルメキャラになって登場。

個人的には、『ウルトラセブン』で主人公であるモロボシ・ダン(=ウルトラセブン)のお助けキャラとして登場するも、大抵、敵怪獣にボコボコにされてばっかりだったカプセル怪獣(ミクラス、ウインダム、アギラ)が主役という設定に、アニメ版製作サイドの"ウルトラ怪獣愛"を感じて、カプセル怪獣ファンとしては、涙を禁じえません。

『ウルトラメビウス』での再登場に至るまで、かなり不遇なイメージがあったカプセル怪獣。まさか、そんなカプセル怪獣が主役を張る日が来ようとは……!

このように、ウルトラシリーズのファンならば思わずニヤリとさせられる怪獣のラインナップとクリエイターの多彩さ、そして、豊富な商品展開が電撃版『ウルトラ怪獣擬人化計画』の大きな魅力なのです。

昭和ウルトラシリーズの登場怪獣を中心に、人気イラストレーター、POPが美麗イラスト化!

『ウルトラ怪獣擬人化計画』において、電撃版と並ぶもう一つの大きな柱となっているのが、美少女キャラクターを用いた英語教習本『もえたん』のキャラクターデザインでも知られるPOP氏による「POP版」です。

こちらは、擬人化怪獣のイラストレーションをPOP氏が単独で手掛けており、そこでピックアップされている怪獣たちも『ウルトラマン』~『ウルトラマン80』までの"昭和ウルトラシリーズ"をメインとしたセレクションになっています。

バルタン星人、エレキング、メトロン星人のような『ウルトラマン』『ウルトラセブン』の王道を行く怪獣に始まり、『ウルトラマンA』でエースらウルトラ兄弟を苦しめた宿敵、ヤプール人とエースキラー、そして、何気に強豪怪獣の多い『ウルトラマンタロウ』からはテンペラー星人が登場するなど、昭和の怪獣ファンにはお馴染みの怪獣たちが勢揃い。

POP氏が全ての擬人化を担当している為、そのデザインには統一感があり、POPファンならばどの怪獣娘も全力で愛でたくなること必至! また、電撃版とセレクションを同じくする擬人化怪獣も多く、そのデザインの違いを見比べるのも『ウルトラ怪獣擬人化計画』の大きな楽しみどころとなっています。

POP版『ウルトラ怪獣擬人化計画』のコミカライズは、マニアックなギャグがウリ!

こちらのPOP版もアニメ作品への客演やブラウザゲームとのコラボ、同人CDの発売など、積極的にメディアミックスを行っており、『ヤングチャンピオン』(秋田書店刊)誌上では『ウルトラ怪獣擬人化計画 feat.POP Comic code』のタイトルでコミック版も連載されています。

電撃版の『ウルトラ怪獣擬人化計画 ギャラクシー☆デイズ』が四コマ漫画であるのに対して、本作はストーリーもののショートコメディ作品であり、作者の風上旬先生の作風もあってか、不条理感が強めでちょっとブラックな要素も含んだ笑いが持ち味の作品です。

主役は、女性化したメフィラス星人(初代)。ウルトラ兄弟に敗北した(つまりは、一旦死んでしまった)怪獣たちが女の娘に転生した姿で集う学校、「怪獣墓場学園」を舞台とする本作には、歴代ウルトラシリーズのパロディやメタな笑いが大量に盛り込まれており、可愛らしさとマニアックな特撮ギャグが同居する個性的な一冊となっています。

こちらのPOP版もフィギュアのリリースが行われるなど、更なる世界観の拡大を見せています。電撃版と合わせて、今後も目が離せないシリーズです!

ちなみに過去には「はいたい七葉」という沖縄ローカルで放映されたショートアニメ作品とコラボした「はいたい!ウルトラ怪獣!?」という短編アニメが制作されています。声優陣も非常に豪華であり、ぬるぬると動く怪女子たちはとてもかわいらしいですね。

『ウルトラ怪獣擬人化計画』は、怪獣ファンもそうじゃない方にも超オススメ!

各種ブランド、クリエイターを介してのバラエティに富んだ企画が盛り沢山な『ウルトラ怪獣擬人化計画』は、"怪獣"に"美少女"というキャッチーな要素を加えた斬新なキャラクタープロジェクト。その為、従来の特撮ヒーローファン、怪獣ファンに加えて、新たなファン層にもアプローチできる企画となっています。

とはいえ、その擬人化には怪獣の特徴や意匠といったオリジナルの要素がキチンと盛り込まれおり、ウルトラシリーズのファンにとっても見応え十分。元ネタが上手く落とし込まれたデザインを見るだけでも十分に楽しむことができます。

また、意外な怪獣の抜擢などもあり、その目が行き届いたチョイスも非常に楽しいポイントです。

例えば、一般的には知名度が決して高い怪獣とはいえない『ウルトラマン80』のザンドリアスが電撃版では非常に可愛らしい擬人化を施され、そのデザインの秀逸さから人気怪獣の仲間入り。

コミカライズ版で活躍したり、Pixivでファンアートが作られたりというシチュエーションは、この『ウルトラ怪獣擬人化計画』以前には考えられなかった事態であり、"擬人化"というギミックを得たことで、ちょっと渋めの怪獣にスポットライトが当たるというユニークな現象も起きているのです。

ただただ「可愛い」だけでは終わらない。ウルトラファンならば、そのデザインセンスやセレクションに思わず心が踊ってしまう。それが、この『ウルトラ怪獣擬人化計画』の一番の魅力です。

当然、イラストやフィギュアから入って、オリジナルの怪獣が登場するウルトラマンシリーズに触れるという楽しみ方もアリ!

昭和のシリーズを知らない若い方にも、この企画をきっかけとして歴代のウルトラマンやウルトラ怪獣のことを知っていただければ、ファンとしてはこんなに嬉しいことはありません。

萌える怪獣無法地帯とでも呼ぶべき『ウルトラ怪獣擬人化計画』は、その展開の多彩さ故に、その入口は様々。気になるアイテムがあれば、是非とも手に取っていただきウルトラシリーズの奥深い世界に触れていただければと思います!


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