放送作家の鈴木おさむ氏（44）が、5月29日に行われた旭天鵬（現大島親方）の引退断髪式に出かけたことを報告。断髪式で、横綱・白鵬が鈴木氏の息子の笑福（えふ）くんを抱えて土俵に登場したことなどをブログで報告している。

旭天鵬は1992年に初のモンゴル出身力士として初土俵を踏み、2012年の夏場所では史上最年長となる37歳8か月で初優勝を達成。幕内出場1470回（歴代1位）、幕内在位99場所（歴代2位）など、輝かしい記録を作った旭天鵬は、昨年の名古屋場所限りで23年におよぶ現役生活を引退し、現在は大島親方として後進の指導にあたっている。

鈴木氏は、元横綱の朝青龍、同じ飛行機でモンゴルから来日した元小結の旭鷲山、師匠の友綱親方（元関脇・魁輝）らも駆けつけた断髪式に参加したが、断髪式の最中に、

「横綱・白鵬が土俵入りをしたのですが、そこに入るときに、
息子、笑福を抱いて入ってくれたのです」

ということがあったのだそうだ。鈴木氏はかねてより白鵬と親交があり、ブログではこれまでもたびたび白鵬との交友ぶりが紹介されてきたが、旭天鵬と白鵬のはからいにより、そのようなことが実現したようで、「笑福用の化粧回しまで作っていただき、字も横綱自らが書いてくれ」たという。

土俵入りでは、笑福くんは泣いてしまったが、伝説の力士に抱かれての土俵入りというまたとない機会に、鈴木は、

「鈴木笑福、11ヶ月。
とんでもなく幸せな体験をさせていただきました。

この機会を作っていただいた。
旭天鵬関、白鵬関、みなさま、本当にありがとうございます」

と、感謝のコメントを発表している。なお断髪式には、妻の大島美幸（森三中）も訪れたようだが、旭天鵬は、「うちの妻に『おー！大島親方』と言ってました」と声をかけたそうで、鈴木氏は、

「いや、あなたが本物だから！！（笑）」

と、つづっており、家族にとって忘れられない1日となったようだ。

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