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『アイアムアヒーロー』特殊造形・藤原カクセイ氏 小学生でこの道に興味

4月27日(水) 17:00

漫画家の花沢健吾氏の累計600万部を超える人気コミックが実写化された映画『アイアムアヒーロー』が4月23日から公開されている。同作品は、人々がナゾの感染によって変貌した生命体「ZQN(ゾキュン)」になり、世界中が感染パニックに陥るという物語。

海外でも話題沸騰の同作は、サバイバルホラー映画において、不可欠な仕事である特殊メイク・特殊造形のレベルが高いと評判だ。これらを手掛けたのはこの道20年の藤原カクセイさん。同作品以外にも、『座頭市』や『妖怪大戦争』『寄生獣』など数多くの話題作に携わる藤原さんに、この世界に入った経緯を聞いた。

――特殊メイクや特殊造形に興味を持ったのはいつですか?

藤原:小学校低学年くらいですね。子供のころ、家庭があまり裕福でなく、おもちゃを買ってもらえない時期があったんです。でも、友達が持っている恐竜やお店で売っている人形はクオリティが低いな~と感じていて、欲しいという気持ちもそれほどありませんでした。あるとき、祖母が本を買ってくれるという機会があったのですが、そこで私が選んだのはゴジラ映画のメイキングブックです。

その本には、小さなゴジラがたくさん置いてある写真が掲載されていました。そのゴジラは、今まで見てきたおもちゃとは全く違うものでした。調べてみるとそれはギニョールという実際に撮影に使うゴジラだったことがわかりました。「これが欲しい!」という気持ちと同時に「そうだ、作ればいいんだ」という発想が浮かんだのが最初のきっかけです。

――その後はどのようにこの世界に入りましたか?

藤原:映画関連の本を読んでいたら、特殊メイク関係の人たちは青梅線の福生に、米軍ハウスをアトリエにしていると書いてあったんですよ。僕は京都出身なのですが、福生に行けばこの仕事に就けると思い込んで、高校卒業後、福生に引っ越しをしました。しかしそのときには、すでに目的の人たちはいなくなっていました。しばらくは、独学で特殊メイクについて学びながら、自分の作品を写真に撮影して売込みをしていたんですが、当時はバブルが崩壊したばかりでなかなか雇ってくれる会社もありませんでした。一度、京都に戻り、学生の自主映画の手伝いをしていましたが、ある日、売り込みをしていた会社から連絡が来たんですよ。24歳がプロとしてのデビューとなりました。

――数々の話題作を手掛けられていますが、仕事をするときにこだわっている点はありますか?

藤原:ただ監督の指示を聞くのではなくて、自分の経験値と未知の可能性を合わせたビジョンを持ち、ちゃんと話し合いの場所を設けることにしています。『アイアムアヒーロー』でも、特殊メイク効果や特殊造形に対して、どうしても必要だと伝えて撮影してもらったシーンがあります。その造形物があるかないかで、キャラクターや観客の心情を左右させることにも繋がると感じています。

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