女優・藤原紀香（44）は、人道的支援の活動をこれまで多数行ってきたが、今回の熊本地震にあたってのボランティアのあり方についてブログで意見した。

藤原は、日本赤十字社の広報特使になったり、戦乱後のアフガニスタンの状況をリポートしたり、さらには自身の運営するNPO「スマイルプリーズ藤原紀香世界こども基金」でカンボジアに学校を建てる支援活動を行ってきた。

現在多くの人々がボランティアに行かなくては…と考えている中、藤原が紹介したのは全国社会福祉協議会・全国ボランティア・市民活動振興センターによる「ボランティアをお考えの方へ」というお知らせだ。

このお知らせによると、【1】各所で被害が拡大している【2】余震により倒壊家屋等による二次被害の可能性がある【3】強い雨による土砂崩れの恐れがある【4】現在は倒壊家屋に取り残された人の人命救助を行っており、車両の道路確保が重要、という状況にある。

そのため、「このような状況から、現在被災地ではボランティア活動の受け入れや活動が非常に困難な状況にあります。ご自身の身の安全や被災地の救命活動を最優先にお考えいただき、現時点でのボランティア活動は控えていただくことを、強くお勧めします」と結論づけられた。

藤原は自身のボランティア経験も踏まえ、

「亡くなられた方々のご冥福を心より
お祈り申し上げます

被害に遭われた地域の皆さま、どうかくれぐれも無事で元気でいてください。与えられた役割を全うしながら、微力かもしれないけれど、ひとつずつ自分のやれることをやっていこうと思います」

と現在考えている。

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