サイバーエージェントとテレビ朝日は、4月11日(月)、無料インターネットテレビ局「AbemaTV(アベマティーヴィー)」を本開局させる。同局では、開局当日から新スタイルのニュース番組「AbemaPrime」を平日毎日放送するが、これに先駆け、3月25日(金)20時~、直前スペシャルが生放送された。
『AbemaPrime』は、テレビよりもスマートフォンに親しみを感じ、普段あまりテレビのニュース番組を見ないとされる「デジタル・ネイティブ世代」をターゲットに、若者が本当に聞きたいこと・知りたいことをド正面から伝えていく、尖った企画満載のニュース番組。
直前スペシャルでは、テレビ朝日アナウンサー・小松靖がキャスターを務め、MCにウーマンラッシュアワー・村本大輔、タレントの江奈さやか、コメンテーターとして“女子高生社長”として知られた実業家の椎木里佳、日経ビジネスの柳瀬博一氏が出演したほか、気象予報士の穂川果音はコスプレで登場。漫画家の蛭子能収は「野球番組を見て、それを漫画で解説する」という斬新なポジション。その他、イケキャス.の藤原倫己、青峰佑樹が各ニュースの現地取材をおこなった。
番組では、青峰が靖国神社や靖国神社の桜開花状況を生リポートするほか、国会議事堂前で開かれていた保育士の待遇を改善するように訴える集会の主催者を直撃取材するなど、精力的に動いた。またニュースとして、この日はベルギーのテロ事件、死刑執行について、保育士の待遇改善要求デモなどが取り上げられ、地上波ではなかなか踏み込めない部分にも突っ込んだ議論が交わされた。
スポーツコーナーは、「あえて試合の映像には頼らず、各地の盛り上がりの様子をスマホで送ってもらう」という試みで、全国47都道府県に居住する、吉本興業の「住みます芸人」が登場。また蛭子が、生放送中に描き上げた漫画をもとに、高橋由伸新監督の表情や、「シーンとしていた」というマウンドの様子などを、蛭子節全開で解説した。
その他人気ユーチューバーが独自に作る動画ニュースコーナー、中国や韓国で話題のネタを伝える「隣国ジャーナル」など、ネットユーザーの関心が高いコーナー満載の『AbemaPrime(アベマプライム)』は、4月11日(月)より毎週月~金曜の夜8時~生放送。『AbemaPrime』プロデューサーの鎮目博道氏は、
「地上波のテレビのニュースは、見る側も作り手も、どこかしら、少し閉塞感を感じているところがあると思います。見る側、特に若者たちにとってのニュースは、どことなく上から目線な印象、内容も難しく自分たちに向けられたものではなく、見る気になれなかったり、そもそもテレビの前に行くことも面倒に感じている人も多いと思います。
一方で、作り手にも同様の想いがあります。私自身も長年、ニュースに携わってきましたが、視聴層に合わせるため、若い人向けの番組づくりには取り組めなかったり、大掛かりな取材体制になったことでフットワークの軽い取材ができず、放送尺の制限により詳細な情報まで伝えられない。そういったわだかまりを感じることがありました。
だからこそ、見る側も作り手も両者が感じている閉塞感、その原因になっている「オトナの事情」をスルーして、しがらみを捨てる。そこで、テレビ局の人間がやっているけれどもテレビではできないこと、テレビじゃないこと、Webだからできることにチャレンジしていく! これが一番のコンセプトです。作り手も楽しく、見る側にも楽しんでもらえるニュースを目指しています」
とコメント。なお、本開局後は月曜日レギュラー、直前スペシャルでは穂川のバストサイズについて堂々と斬りこむなど、痛快なMCっぷりを見せた村本はTwitterで
「abemaTV地上波じゃ刺激的すぎる。。」
「普通じゃ全部カットされる話ばかりです。。さすが。。」
とコメントしている。
(C)AbemaTV
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