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意外と知らない! スギ・ヒノキ以外の花粉のピークっていつなの?

3月21日(月) 15:00





花粉には一年で一番飛散量が多くなるタイミングがあり、例えば今の時期だとスギ花粉が全国的に多く飛散しています。しかし他にも花粉症の原因となる物質が幾つもあり、またそれぞれに飛散のピークが異なったりするのです。今回は、スギ花粉だけじゃない、花粉症の原因物質の飛散ピークを調べてみました。


■スギ・ヒノキのピークが過ぎても油断できない!?

この時期皆さんの目や鼻を大いに悩ませているスギ・ヒノキ花粉。環境省が2016年1月28日に出した「平成28年春の花粉飛散予測(第2報)」という花粉の飛散状況の予測データによると、日本の各地域のスギ・ヒノキ花粉の飛散ピークは、

・東北地方:3月上旬-下旬
・関東地方:2月下旬-3月上旬
・北陸地方:3月上旬
・甲信地方:2月下旬-3月中旬
・近畿地方:3月上旬
・東海地方:3月上旬-下旬
・中国地方:2月下旬-3月上旬
・四国地方:3月中旬-下旬
・九州地方:2月下旬

と、このようになっています。読者の皆さんの中には、飛散ピークを過ぎたという地域もあるかもしれません。しかしまだ油断はできません。花粉症の原因となる物質は他にもあり、まだこれからの季節にピークを迎えるのです。

■長く飛散が続くイネ花粉に要注意!

環境省の『花粉症環境保健マニュアル』によると、これまでに約60種類もの花粉アレルギーが報告されており、その中で花粉症に当たるのは約50種類。一番多いのはスギ・ヒノキ花粉による花粉症ですが、他にも

・ハンノキ
・カモガヤ
・ブタクサ
・ヨモギ
・シラカンバ
・イネ
・カナムグラ

といった植物の花粉による花粉症も多く見られます。ではこうした植物の花粉は、いつが飛散のピークになるのでしょうか。同じく『花粉症環境保健マニュアル』に掲載されている花粉カレンダーから、各花粉の特に飛散する量の多い地域、そしてその時期を紹介します。

※時期はその地域の最も飛散量の多いタイミング、( )内はその時期の飛散量

●ハンノキ

・関東……3月中旬から4月中旬(5.1~50.0個/平方センチメートル/日)
・関西……3月中旬(5.1~50.0個/平方センチメートル/日)

カバノキ科のハンノキの花粉は関東と関西が多く飛散します。その他の地域も、「0.1~5.0個/平方センチメートル/日」という飛散量で1月から6月にかけて飛散しています。

●シラカンバ

・北海道……4月下旬から6月上旬(5.1~50.0個/平方センチメートル/日)
・東北……5月下旬(5.1~50.0個/平方センチメートル/日)

シラカンバは樹木のある北海道を中心に北側の地域のみ飛散が確認されています。特に多い北海道は夏前の時期まで注意ですね。

●イネ

・北海道……6月中旬から下旬(1.1~5.0個/平方センチメートル/日)
・東北……5月下旬から6月上旬(5.1~個/平方センチメートル/日)
・関東……5月上旬から6月中旬(5.1~個/平方センチメートル/日)
・関西……4月中旬から6月上旬、8月中旬から9月上旬、10月上旬(1.1~5.0個/平方センチメートル/日)
・九州……4月中旬から6月中旬、8月中旬から9月上旬、10月上旬(1.1~5.0個/平方センチメートル/日)

カモガヤなどを含むイネ科の花粉は各地域こうした時期がピーク。関東はこれ以外にも7月から10月にかけても「1.1~5.0個/平方センチメートル/日」という多めの花粉が飛散しています。東海地方にも、「0.05~1.0個/平方センチメートル/日」と少ないのですが飛散しています。イネ科の花粉は一年のほとんどの時期飛散しているのでアレルギーのある人は要注意。

●ブタクサ

・東北……9月上旬(5.1~個/平方センチメートル/日)
・関東……8月下旬から9月下旬(5.1~個/平方センチメートル/日)
・関西……9月中旬から下旬(1.1~5.0個/平方センチメートル/日)
・九州……9月下旬(1.1~5.0個/平方センチメートル/日)

ブタクサは東北と関東で特に飛散量が多いようです。時期的には秋-冬にかけてですので、イネと飛散時期がかぶっているのも特徴です。北海道は飛散の確認がされていません。

●ヨモギ

・東北……9月上旬(5.1~個/平方センチメートル/日)
・関東……9月中旬(5.1~個/平方センチメートル/日)
・関西……9月中旬から下旬(1.1~5.0個/平方センチメートル/日)
・九州……9月下旬(1.1~5.0個/平方センチメートル/日)

ヨモギも全国的に飛散する花粉ですが、特に東北と関東が多く、秋に飛散のピークを迎えます。北海道や東海でも秋のシーズンになると「0.05~1.0個/平方センチメートル/日」と少量ですが飛散しているようです。

●カナムグラ

・東北……9月上旬から下旬(1.1~5.0個/平方センチメートル/日)
・関東……9月上旬から10月上旬、10月下旬(5.1~個/平方センチメートル/日)
・関西……10月上旬(1.1~5.0個/平方センチメートル/日)
・九州……9月下旬(1.1~5.0個/平方センチメートル/日)

アサ科のカナムグラの花粉は、秋になると関東で特に多く飛散します。上の一覧にない東海でも「0.05~1.0個/平方センチメートル/日」と少量ですが飛散しているので注意しましょう。また北海道は飛散の確認がされていません。

花粉カレンダーの特に飛散量の多い時期をピックアップしてみました。関東地域はシラカンバを除けばどの花粉も多く飛散する地域のようです。人口も多い地域ですし、花粉症になる人が増えるのもうなずけますね。

ピーク時期以外でも花粉は飛散しています。機会があれば花粉カレンダーを確認して、自分のアレルギーのある花粉の飛散シーズンをしっかり把握しておくのもいいでしょう。

スギ・ヒノキ花粉が終わっても今度はイネ花粉のシーズンがやって来ます。予防は早めにするべきかもしれませんね。

参考:花粉症環境保健マニュアル
https://www.env.go.jp/chemi/anzen/kafun/manual/ful...

(中田ボンベ@dcp)

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