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稼いだ賞金は韓国で納税する女王「イ・ボミ」の節税スキル

12月28日(月) 7:00

 ミニスカートから伸びる健康的な脚線美と、こぼれるような笑顔、それでいてぶっちぎりの賞金女王というアンバランスな魅力が、これまたファンにはたまらないのだろう。そんなイ・ボミ(27)は大金を手にしているが、韓国で納税しているのだという。日本で稼いだ金なのに?

 ***

 彼女が今年手にした賞金は2億3049万円。だが、稼いだ総額はそれだけではない。

「イ・ボミは兵庫のマスターズゴルフ倶楽部というゴルフ場に所属しています。プロ野球でいう所属チームのようなものですから、まず、契約金が入る。また、成績に応じてボーナスも出ます。さらに、スポンサー契約しているコカ・コーラウエスト、本間ゴルフなどからも高額の契約金が出ています。それらと賞金を合わせると、ざっと3億5000万円は手にしている計算になります」(ゴルフジャーナリスト)

 断っておくが、これはあくまで少なめに見積もった数字。イ・ボミを知る関係者によっては4億円を超えると計算する人もいる。となれば、頭が痛いのは来年納める税金だ。

 知られているように、イ・ボミは4年前に来日して女子プロツアーに参戦、最初はホテル暮らしだったが昨年、神戸に拠点となるマンションを購入している。高額納税者のうえに美貌も手伝って、来年あたりは神戸の税務署から「一日署長」のお呼びがかかるのだろうか。

 だが、彼女が所属するマスターズゴルフ倶楽部によると、

「彼女は、非居住者なので韓国で納税しています」

 というのだ。

■4000万円安くなる

 そこで国税庁に聞くと、

「外国人がどう課税されるかは、その人が居住者なのか非居住者なのかで分かれます。それは、日本に住所があるか、または1年以上の居所を持っているかで判断されるのです」

 神戸のマンションのことを先のマスターズゴルフ倶楽部に尋ねると、

「ボミはマンションに住んでいるわけではないのです。実際、居るのは1週間に1日。試合を終えて日曜の晩に戻り、月曜だけです。それで、税理士さんに相談したら、“それだと課税の対象になる恒久的住居にはなりません”とアドバイスをもらっています」

 実際、イ・ボミだけでなく、日本のツアーに参戦している韓国人ゴルファーの多くは、おなじように母国で納税している。理由は、そっちのほうが税金が安く済むからだ。そこで、日本で納税する場合と比べ、どのくらい節税できるのか比べてみた。

 先に述べたように、彼女が今年3億5000万円を稼いだとする。一流のプロだとキャディやマネージャーのギャラなどに数千万円かかることもあり、彼女の場合も「チーム・ボミ」を維持するのに5000万円はかかると見られている。

 この経費を差っ引いた約3億円に課税されるのだが、韓国の場合、諸々の税額合計が約1億3000万円、これが日本で納税すると約1億7000万円になる。4000万円の差がつくわけだから、彼女でなくとも母国で払いたくなるわけだ。

 もっとも、こうした節税術が常にうまくいくとは限らない。

「12月の初旬、日本で15年間活躍している女子プロゴルファーのイ・チヒ選手が大阪国税局から3億円の申告漏れを指摘され、税務調査を受けていたことがニュースになりました。国税は、彼女が日本に居住していると判断して2000万円を追徴したのです」(スポーツ紙記者)

 無敵の「女王」でも税吏には弱いのである。

「ワイド特集 サンタクロースのすべらない話」より

「週刊新潮」2015年12月24日号 掲載


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