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妊婦のりんご病予防、マスクや手洗いだけで大丈夫?

10月30日(金) 16:00

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世の中には多くの感染症がありますが、りんご病は誰でも耳にしたことがある病気だと思います。頬が赤くなるイメージが強いりんご病ですが、妊娠中に感染するとどうなるのか、看護師さんたちに聞いてみました。

妊婦さんからの相談:「よく耳にするりんご病。妊婦が感染したらどうなる?」


『6カ月になる初マタです。妊娠前から風疹やインフルエンザなど様々な予防接種を受けましたが、パソコンを検索すると妊娠中に注意する病気に、りんご病がありました。顔が真っ赤になるイメージですが早産や流産の原因になるらしく、マスクや手洗いは常にしていますが、それだけで十分なのか不安です。よい予防策があれば、教えてください。(40代・女性)』


妊娠20週までは特に注意が必要

りんご病は感染力が弱いものの、妊娠20週までの妊婦さんは、かかると重症化のリスクがあるため注意が必要です。それを過ぎれば、感染したとしても胎児への悪影響は、ない場合が多いようです。

『りんご病は伝染性紅斑といって、赤いほっぺが特徴の感染症です。感染力は弱いため短期間で流行することはないですが、飛沫感染なので感染者と接触すると大人でも感染します。潜伏期間は10~14日間程度で潜伏期間中に感染の可能性が高くなり、発症後は感染力が弱まります。(産科看護師)』


『原因となるのはヒトパルボウイルスB19というウイルスで、感染から発症までの潜伏期間は10~20日程度です。5~9歳の小学生に多く1月~7月上旬に発生し、5年ごとに流行が見られます。(内科看護師)』


『ママが過去に感染していれば抗体がありますが、その抗体を通して赤ちゃんに感染することもあり、胎児が感染すると重度の貧血を起こし流産や死産に至るケースもあります。特に注意が必要なのは妊娠20週までですが、既に安定期に入っているので万が一感染しても、胎児に悪影響はないと思われます。(産科看護師)』


『特に妊娠中にりんご病にかかると、流産や胎児貧血などを起こす恐れがあります。似たような症状で危険な風疹と区別するため、妊娠中に感染した場合は血液検査でヒトパルボウイルスB19抗体の有無を確認します。(内科看護師)』


りんご病を予防するワクチンはない

現在のところ、りんご病を予防するワクチンはないため、通常の風邪予防と同じように手洗い・うがいの励行などが推奨されます。りんご病が流行っている時期の外出は控え、出かける際はマスクを着用しましょう。

『りんご病に有効なワクチンはなく、妊娠中は免疫力が下がり感染すると重症化しやすいので、りんご病にかかっている人や、患者さんと接触した人との接触もできる限り避けましょう。外出後の手洗い・うがいを励行しマスクも必ず着用して、りんご病が流行している時期の外出は控えましょう。(内科看護師)』


『現時点では、りんご病を治療する薬は存在していません。重症の場合、ウイルスを中和させる薬を使用する場合もありますが、一般的には症状を和らげるような薬が処方されます。(内科看護師)』

りんご病については、妊娠20週までが特に注意が必要な時期です。もう安定期に入っているので問題ないと思いますが、これまでのように手洗い・うがいを徹底し、感染予防に努めてください。

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