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大学教授が、授業中ラップトップでノートを取ることを禁止―理由:成績悪くなる

3月29日(日) 15:43

カンザス大学でコミュニケーションを教えるキャロル・E・ホルステッド教授は、授業中にラップトップを使ってノートを取ることを禁止しました。

「私には仮説があります。暗黒時代(70年代、またの名をパワーポイント以前)の学生は、紙にノートを取っていたことで、現代の学生よりも効果的に授業を理解してました。」と、ホルステッド教授は『The Chronicle of Higher Education』に書いています。

昨年『Psychological Science』に発表されたプリンストン大学とUCLAの研究結果も、ホルステッド教授の仮説を裏付けています。研究者は、ラップトップでノートを取る学生が、手書きでノートを取る学生よりも成績が悪いという事実を3つの研究で証明しました。

ラップトップ禁止の一学期が終了したところで、ホルステッド教授は学生達にアンケート調査を実施しました。教授は、アンケートの結果は非科学的であると認めながらも、とても興味深い結果が出たと紹介しています。

「95人の学生のうち、約86%が目の前にラップトップがないことによって、今までと同じか少し良く集中できたと答えました。そして約52%の学生が今までよりもずっと集中できたと答えました。」

自由回答式の質問では、手書きのノートを取ってみてどう感じたかを学生に書かせました。

その結果、今まで授業の内容を筆記録のように記録していた学生にとっては、手書きだと素早く書き取れない為、苦痛を感じていました。しかし、要点をまとめてノートを取っていた学生にとっては、手書きでも、それほど苦労しなかったことがわかりました。
道具の違いと言うよりも、講義を聞いて書き取るだけでなく、講義を聞いて自分で要点をまとめているかどうかが成績の良し悪しを決めるようです。

『Psychological Science』に発表された別の研究でも、手書きでノートを取る学生が、ラップトップを使う学生よりも、どう優れているのかが議論されています。

ラップトップを使うと素早くタイプできるので、聞いたままを記録するだけになってしまいがちです。その為、聞いたことを頭の中で消化させてから要点をノートに書き留める手書きの学生よりも理解度が劣り、成績が下がってしまうのです。

時には時代遅れのアプローチのほうが功を奏することもあるようですね。

A Professor Forced Her Students to Take Notes by Hand
http://nymag.com/scienceofus/2015/03/students-forced-to-take-notes-with-pen-and-paper.html
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