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銀歯が原因に!? 歯科治療で金属アレルギーになる理由と対処法

12月23日(火) 20:00

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【女性からのご相談】
歯医者に行って治療をしてもらってから、手や口の周りに急に湿疹ができはじめ、かゆいです。テレビで見た“銀歯が原因の金属アレルギー”を疑っていますが、どこで診てもらえますか? また、どういう治療法があるのでしょうか?

●A. 歯科医院で治療の際使われるさまざまな合金が金属アレルギーの原因に!? メタルフリー治療法という選択があります。

ご相談ありがとうございます。歯科衛生士、フリーライターの鈴木ハナコです。

治療後から湿疹が出たという理由で再び歯科を受診され、最終的に金属アレルギーと診断される方は実はとても多いです。

歯科医院で虫歯などを治す際、治療後長期に渡りその使用に耐えられるよう、金属やセラミックなどの硬い材料を用います。しかし、健康保険を適応しながら治療を進めていくと、最終的に歯に詰めたり被せたりする時に使える材料は限られ、奥歯などの治療に使う合金も何種類かに絞られてしまいます。

その中に、ニッケルや銅など、アレルギーを引き起こしやすい金属が入ってくる場合があるのです。

●どこにいけばいい? 治療法は?

まずはかかりつけの歯科へ。症状を話して診てもらい、歯科医師の判断によっては大学病院へと紹介されるという流れになります。

パッチテストというアレルギーの原因を調べるテストが行われます。その結果、金属アレルギーと診断され原因金属が分かれば、それを除去していくことが第1選択となります。そして、1度歯に入っている全ての原因金属を外し、アレルギーに影響のない別の金属やセラミックなどの陶材に変えていく、という治療法が一般的です。

一般の歯科医院でもメタルフリーの治療を行えるところは多く、原因を除去した後2、3か月~1年くらいをかけて症状の改善を経過観察します。

●金属アレルギーは花粉症のように突然やってくる

歯科治療由来の金属アレルギーは治療後すぐに症状が出る人もいれば、ある日突然湿疹などができ、原因がわからないままの人もいます。皮膚科に通ってもあまり改善されなかったり、薬をやめるとぶり返すなどして長く苦しんだりすることも。

その原因の一端として、「口内の金属が、治療後外されることなく長期に渡って唾液や食物の酸にさらされ続けたり、毎日の歯磨きによってごくごく微量に削られたりしながら体内に取り込まれること」が挙げられます。

金属の性質上、誰でも発症する可能性があるのです。

●最後に

もちろん、湿疹の原因のすべてが金属アレルギー由来というわけではありません。しかし、全国の歯科大学付属病院では歯科金属アレルギー外来などを設けているところがあるなど、その注目度は高く、患者数は増加傾向にあります。

歯科材料によるアレルギーを疑った場合は、まずかかりつけ医にご相談ください。

(ライタープロフィール)
鈴木ハナコ(歯科衛生士)/幼い時から医師や歯科医師などの医療関係者に囲まれて育ち、反発したものの大学卒業後自身も結局医療関係職に就く。本職の傍ら医療分野のコラムを執筆。現在結婚し、これまた医療関係職の夫と2児と暮らす、母親業と子どものことはわからないことだらけながらも日々奮闘中。気になったらとことん調べたいという性格が影響するためか、調べ始めたら止まらない。専門家へのインタビューも積極的にこなします! “キチンと知りたい”をモットーに取材、執筆活動中。趣味はお手軽アウトドア。

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