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知っておきたい!「手づかみ食べ」がもたらす子どもの発達

9月30日(火) 21:00

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知っておきたい!「手づかみ食べ」がもたらす子どもの発達

子どもが1歳をすぎる頃になると、離乳食も完了し固形のものがだいぶ食べられるようになり、可愛いプレートに食事を用意するのが楽しくなってくるというママの声を聞きます。でも一方、「せっかく買ったスプーンを使ってくれない」「なかなか食べてくれない」と悩んでいるママも多いのではないでしょうか?
そんなママ達に、今回は“手づかみ食べの重要性”についてお届けします。
1歳~2歳にかけては、“おいしいもの”がわかってきて、自発的に食事に手を伸ばすようになる時期。自分で食べてくれるようになりママは嬉しい半面、食事の時の食べこぼしや遊び食べでイライラする場面が増えることも……。でも、子どもが自ら進んで手で物を食べる“手づかみ食べ”は実は子どもの成長にとってとても深い意義があるようです。

■手づかみ食べは生きる基本
歯学者の向井美惠さんによると、手づかみ食べは“目と手と口の協調運動”で、子どもの発達段階において、とても重要な行動だそうです。
目で大きさを確かめ、手で硬さや温度を知り、どのくらいの力を加えるとつぶれるのかということも体験できる。そして、食べこぼしたり、口に入れすぎたりしながら徐々に自分に適した一口量を調整することを覚えていく、これは生きていくための基本となる行為とのことです。
また、手づかみにより「自分で食べれた!」という自立を促す体験をさせてあげると、自然と食べることが好きになっていき、スプーンやお箸への移行がスムーズになるそうです。
スプーンをうまく扱えない子どもの多くは、この「目と手と口の協調運動」をしていない事が要因にあげられる為、まずは手づかみ食べを暫くさせてあげるとよいかもしれません。

■手づかみ食べに適したメニューって?
おかゆの時期が終わり、だんだんと固形のごはんを食べられるようになってきたら、子どもの手で持てるサイズのおにぎりにしてあげましょう。
野菜、芋、果物は、わざと一口で食べられない大きさに切り分けると、子どもが自分なりの一口量をかみとる練習をします。最初は口に詰め込みすぎたり、食べこぼしますが、子どもは少しずつ安全な一口量を覚えていくそうです。 
「汚しちゃだめ」「フォークで食べなきゃだめ」「残しちゃだめ」と強制すると、子どもにとって大きなストレスになり、「食事が楽しくない」という事態になりかねません。この時期はママが食事の楽しい時間を演出し心と体の栄養を提供してあげましょう。

■あらかじめストレス減の対策を
手づかみ食べをさせたいけれど、食べこぼしの後片付けは大変……。そんな時は、テーブルの上にビニールシート、下にもご飯が落ちても心配のないようシートをひいておき、食べこぼしキャッチ機能のあるよだれかけを使うなどして、事前に片づけが楽になる対策を打っておきましょう。
もし子どもがあまり食べない時や、ご飯で遊んでしまう時は、事前にお腹がすくように昼間公園などで体をよく動かして遊ばせ、おやつを控えめにすると、自分からご飯に手を伸ばしてたくさん食べるでしょう。
  
今回は、“手づかみ食べ”の大切さについてお届けしました。
筆者も日ごろの自分の行動を思い出して反省しましたが、ご飯は食べさせるものではなくて、子どもが自分で食べられるようになるためにママがサポートするものなんですね。食べることに意欲がなかったり、執着のない子どもが問題となっていますが、赤ちゃんの頃からのこうした習慣が、日々成長していく過程での生きる力につながるのかもしれません。

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【参考】
※ インタビュー 咀しゃく機能発達から離乳食を考える – 公益財団法人母子衛生研究会『赤ちゃん&子育てインフォ』


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