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京都から富士山の撮影に成功 神がかりな快挙を専門家が解説

9月24日(水) 16:51

富士山から261キロメートル離れた京都の山から、富士山の山頂が初めて撮影されました。理論上は京都からも富士山が見えるとされていましたが、現地の状況や気象条件などを踏まえ、これまで「撮影は不可能」と考えられていたそう。この理論を提唱していた日本地図センター理事・田代博さんは、今回の快挙を「まさに『神がかり』としかいいようがありません」と表現し、撮影された写真について自身のサイトで解説しています。
「京都から見えた富士山の写真を解説 」の写真・リンク付きの記事

▽ 富士山の山頂を京都から撮影 NHKニュース
▽ ついに撮った! 京都からの富士山

京都から見えた富士山は、9月21日午前5時20分ごろ、京都市左京区久多川合町と滋賀県高島市朽木栃生の境界で撮影されました。山岳展望の業界では「西限界」と呼ばれているという地点で、富士山までの距離は261キロメートル。撮影したのは、これまでにも富士山の遠望撮影に成功してきた奈良の住職・新林正真さんでした。

写真では、さまざまな山が重なり合う中で、少しだけ富士山の最高峰「剣ヶ峯」がのぞいているのを確認できたそう。田代さんは地図ソフト「カシミール3D」で表示したCGデータと写真を比較しながら、撮影された山が富士山であることを説明しています。これまで富士山が見える地域は20都府県あるとされていましたが、京都では証拠写真が撮影されていませんでした。新林さんが今回撮影に成功した地点は、田代さんが京都から富士山が見える可能性がある場所として計算し、2011年発売の著書『「富士見」の謎』に掲載した場所と同じです。

富士山が見える地域は20都府県あるという計算は、田代さんが約30年前に地図を使った手計算で理論的に求めたもの。京都での撮影が成功したことを「日本の山岳展望史上画期的なこと」とした一方で、「30年近く関わってきたものとしては、肩の荷がおりた思いだが、一抹のさびしさはあることも事実である」との心境も明かしています。

はてなブックマークのコメント欄には「これはロマンの一種に分類していい」「これ、噴煙が上がったら京都からも確認できるってことだよね。『竹取物語』執筆された頃って、確か活動中だったよね、富士山」などの反応が集まっています。なお富士山の遠望については、308キロメートル離れた花塚山(福島県川俣町)からの「北限」がまだ実証されておらず、田代さんはこれを「残る課題」と記しています。

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