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伝説のアクション女優・森永奈緒美が語る、30年目の『宇宙刑事シャイダー』

9月6日(土) 11:00

 東映Vシネマ『宇宙刑事シャイダー NEXT GENERATION 焼結編』(11月7日発売、脚本:荒川稔久/監督・アクション監督:坂本浩一)で、80年代を代表する特撮ヒロインが復活。ウエスタンルックにミニスカートでヒーロー・シャイダー以上に大胆なアクションを披露した宇宙刑事アニーは、子供に加え大人のファンを獲得・魅了した。今回なんと、30年ぶりにアニーがオリジナルキャストで再登場! その伝説のアクション女優・森永奈緒美に伝説といまの心情を語ってもらった。

【関連】復活した『宇宙刑事シャイダー』&30年前の宇宙刑事アニー<場面写真>

 『宇宙刑事シャイダー』(84)は、『宇宙刑事ギャバン』(82)でスタートした「宇宙刑事」シリーズ第3弾。新人宇宙刑事の沢村大(円谷浩)が「焼結」してブルーのコンバットスーツに身を包み、シャイダーとなって全宇宙征服を企む不思議界フーマと戦うというストーリー。アニーはフーマが滅ぼしたマウント星の生き残りで、自ら志願して宇宙刑事となり、シャイダーをサポートする。彼女の戦いはリベンジでもあるためバードニアブラスターという専用レーザー銃を手に、文字どおり「女だてらに」敵陣に突っ込んで行く。時には鉄筋の大きな橋や、ビルの屋上の手すりにロープをかけてぶら下がり、ターザンよろしく綱渡りアクションを体当たりで披露した。
 
 「あれは怖かったです。芝浦の倉庫街で撮影したのですが、ビルとビルの間にロープを吊るして飛び出すと1回、重さで真下に落ちるんです。バンジージャンプみたいに。橋で同じことをしたときには、下が川だったので“水だったら何かあっても生きてるかな?”と思ったんですけど、倉庫街のときには下がアスファルトだったので、“何かあったら助からないだろうな”と覚悟してやった憶えがあります」と当時を振り返る。
 
 格闘はもちろん爆破や火炎をくぐり抜けるアクションもすべて吹き替えなしでこなした。毎日すり傷やかすり傷、あざは絶えなかったという。「骨折とかヒビとかそういう系のケガはいっさいなかったですね。それだけが自慢です」と笑って答える様はまさに「あの時の」アニーそのものだった。

 それでは今回の役どころを彼女自身の口からご説明頂こう。「最初に台本を頂いて読んだときに思ったのは、“年月が経ってもちゃんと『宇宙刑事』という仕事は続いていたんだなぁ”と。フーマを倒したあと、アニーは考古学の勉強でエジプトに渡り、そこで医療に目覚め、いまは地球で女医をしていることになっていたんですけど、“そういうこともありかな?”と思って楽しく演じました」。
 
 後輩でニ代目シャイダー役の岩永洋昭については「オンタイムで観ていてださったと聞いてびっくり。ちょうど5歳のときで、歌も憶えているとおっしゃっていましたね」。アニーの後輩・タミー役の川本まゆは今回、当時の森永のように体当たりのアクションにも挑戦。「私の撮影が1日だったので、そんなにお話しする時間はなかったんですけど、空手をやってらっしゃるとお聞きして。映像になったアクションシーンが楽しみですね」とのこと。

 そして、初代シャイダーを演じた俳優・円谷浩は残念ながら2001年に肝不全のため早逝。「やはり、円谷さんにも出てもらいたかったですね……」としんみり。今回のVシネマ出演はかつての「相棒」に捧げる鎮魂歌(レクイエム)にもなった。
 
 当時の子供たち、つまり今の大人たちとその子供たちに捧げる新生『宇宙刑事』シリーズ。「30年ぶりに演じたアニーが、当時のファンのみなさんの目にどう映るか多少不安もありますが、楽しく演じましたので是非! 観てください」とアニーからのメッセージを頂いた。

 森永がナレーターを務めたTVシリーズ『宇宙刑事シャイダー』の総集編DVD『宇宙刑事シャイダー メモリアル』は10月10日発売。価格は5800円(税抜)。森永登壇の上映イベントは、9月7日に東京・虎ノ門ニッショーホールにて開催。

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