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まるでお花畑? 妊娠女性が「妊婦様」と批判されるワケ3つ

3月19日(水) 22:00

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【ママからのご相談】
妊娠4か月の40代主婦です。なかなか子宝に恵まれず、ようやく授かった命なので、お腹の中の子供にストレスがかからないように日々過ごしています。先日、電車に乗ったとき、私がマタニティマークをつけていたことに気づいたのか、60代くらいの男性が親切に席を譲ってくれました。

少し吐き気がしていたので、お礼を言って座ったのですが、隣に座っていた女性が、「おじいちゃんに席を譲ってもらうなんて。妊婦様って、だから嫌だ」と聞えよがしに言ってきました。その女性は20代くらいで、いかにもキャリアウーマン風の方のようでしたが、「妊婦様」という言葉に傷ついてしまい、外出が怖くなりました。最近、妊婦に対して厳しい意見が多いような気がします。どうして何でしょうか?

●A.「威圧感」「言動が理解できない」……。厳しいご意見続々と。

こんにちは。ママライターのKOUです。

ご相談者さんにとって、心待ちにされていた妊娠ですから、体を大切にされるのは当然だと思います。そんな事情を知らない女性から、「妊婦様」と言われ、大変辛い思いをされたのではないかとお察しします。

ただ、電車の中というのは不特定多数が集まる場所ですから、様々な価値観があるのは仕方がないことです。全ての人に自分を理解してもらうことは不可能ですから。

ご相談者さんのおっしゃる通り、妊娠している女性のことを「妊婦様」などと揶揄しながら嫌がらせをする人が増えていると聞きます。最近は、ある女性タレントさんが、妊娠を公表したことによる誹謗中傷などを受け、自身のブログのコメント欄を限定公開に変更したという事例がありました。

そもそも、妊娠している女性のどのような言動が批判されたりするのでしょうか?

そこで、妊婦に嫌悪感を持った体験のある男女の意見を集め、その理由を探ってみました。

-(1)「威圧感がある」

『大きなお腹をして、私の前に立たれてじっと見られると、席を譲らないといけないような威圧感があった』(70代既婚男性)

『マタニティマークをカバンにぶら下げた女性と肩がぶつかったとき、にらまれたような感じがして怖かった』(50代既婚女性)

電車の中で、大きなお腹をして目の前に立たれ見つめられたら、お年寄りの方でさえも席を譲ろうかと気を遣ってしまいますよね。ただ、ご相談者様のように、体調の悪いときは、席を譲ってほしいなあと思うことは、間違ったことではないと思います。

しかし、大きなお腹をしていたり、マタニティマークをぶら下げていたりしている女性の振る舞い方によっては、「妊娠しているから、親切にされるのが当然だ」という態度に見えてしまう場合も少なくありません。

その態度が、「妊婦様」と呼ばれるゆえんのようです。

-(2)「(マタニティハイ状態の)言動が理解できない」

『胎児のエコー写真をブログにアップするのはやめてほしい。つまらない』(40代独身男性)

『男まさりの女性が、妊娠してから自分のお腹に向かって、赤ちゃん言葉で声を掛けているのが気持ち悪い』(30代既婚女性)

確かに、独身男性にとって、「胎児のエコー写真」には何の面白味も感じないと思います。

前出の女性タレントさんも、妊娠発覚時には胎児のエコー写真をブログにアップしたことなどで、世間から「結婚してから頭がお花畑」「ママタレの枠狙いすぎ」などの批判を浴びたようです。

なぜ、妊娠した女性の中には、他人から見たらつまらないと思われる「胎児のエコー写真」をブロクなどに載せてしまうのでしょうか?

知人の産婦人科医に聞いたところ、妊娠によるホルモンのバランスの変化などにより、気が沈んでしまう「マタニティブルーズ」とは真逆に、気分が高まる「マタニティハイ」になる女性もいると言います。

この状態を、世間では「頭がお花畑」といったりするようです。要するに「マタニティハイ」になると、自分のお腹の中に宿った“命”に自身が感動し、その幸せな状況を逐一、記録し残していきたい、知らしめたいと高まる気持ちが抑えられなくなり、「胎児のエコー写真」を載せる行為に及んだのではないかと推察されます。

「男まさりの女性が赤ちゃん言葉」の事例もまた、妊婦が「マタニティハイ」な状態だと言えるのではないでしょうか。一方で、母性の芽生えからくる行動とも受け止められますが。

私自身も妊娠中は、よくお腹の息子に「ベビちゃん、元気でちゅか~」などとささやいていました(苦笑)。今考えると、気恥ずかしいかぎりです。

-(3)「腫れ物に触るような感じで、扱いづらい」

『妊娠した同僚の女性にランチを誘ったら、外食はお腹の赤ちゃんに良くないからと断られた。感じ悪い』(20代独身女性)

『会社で、妊娠している女性社員が重そうにダンボールを運んでいたので、代わりに持ってあげようかと言ったらセクハラだと言い返された。とても心外』(50代既婚男性)

妊娠すると、女性は健康志向になる方は多いかと思われます。なので、働いている女性の場合、外食を控えてお弁当を持参したりする方もいらっしゃるようですね。とはいっても、ランチを誘う立場からみると、「体に良くない外食をしている皆さんとはご一緒できないわ」と聞こえてしまうかもしれません。

また、妊娠している女性の中には、周りに気を遣われるのが苦手だという方もいらっしゃるようです。ただ、「セクハラ」と言ってしまうのは相手の親切心を踏みにじることになりかねません。

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いずれの事例も、妊婦に対して「扱いづらい」と感じた体験でした。

厳しいご指摘とご意見ばかりですが、参考になりましたでしょうか?

妊娠している女性を見ただけで「妊婦様」と揶揄したり、マタニティマークをつけている女性のお腹を故意に蹴るなど、悪質な嫌がらせをしたりする人もいるのは事実です。

雑多な価値観がうごめく社会で暮らしていくためには、自分で自分の身を守っていくしかありません。愛しいお腹の中の子供を守れるのはママだけです。特に命の危険を察した際には、その場から逃げることも必要かと思います。

ご相談者さんが、無事にご出産されることを心からお祈りいたします。

(ライタープロフィール)
KOU/ママライター/大学卒業後、新聞社に入社。地方支局や芸能部などで、10年間にわたり記者生活を送った。あっとういう間に30半ば目前に。「このままでは結婚できない」と思い立ち、婚活に専念(?)しようと、退職。数か月後には結婚相手を見つけた。36歳で1人目を出産。育児中には通信講座で保育士の資格を取得、少しは役に立っているのか、息子もすくすく育っている。現在は、のらりくらりと在宅でライター業を営む。

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