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貧困は知能指数を「13ポイント」低下させる―米大学研究

1月27日(月) 18:42

お金の心配をしたことはありますか? 特に予定外の出費が生じてお金の心配をするとき、人はまちがった決断をしやすいという研究結果があります。

米ハーバード大学、プリンストン大学、英ウォーリック大学の経済学者と心理学者が共同で行った研究によると、お金に困った人とそうでない人の知能指数のテストの結果を比較したところ、平均13ポイントもの差が確認されたそうです。

研究者らは、収入レベルの異なる人たちに、自動車の修理費として予定外の出費がでたとき、どうやってその金額を捻出するか、解決策を考えてもらいました。低収入と高収入がまざるグループを二つ作り、ひとつのグループには「修理代が150ドル」と比較的負担の軽い状況を想定してもらい、もうひとつのグループには「修理代が1500米ドル」だった状況を想定してもらいました。

同時に受けてもらった知能テストの結果を比較してみたところ、修理費が150米ドルのときは、高収入の人と低収入の人との間には差がみられませんでした。しかし、出費が高額なとき(1500米ドル)は、低収入の人の知能指数は、高収入の人よりも、平均13ポイントも低い結果になりました。

知能指数13ポイントの差というのは、人がまる一日寝なかったときと同じ思考状態だそうです。研究者は、金銭的な窮地に追い込まれた人は、心労の影響により、精神的にも余裕がなくなり、思考能力が落ちるため、と説明します。

金欠になりやすいお給料日前、突然の出費が生じたときの決断は、注意しましょう。

参考: Poor concentration: Poverty reduces brainpower needed for navigating other areas of life
http://www.princeton.edu/main/news/archive/S37/75/69M50/index.xml?section=topstories

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