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情けない、予算ナサすぎ、NASA閉鎖! カオス状態のNASAが抱える5つの問題

10月10日(木) 15:00

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情けない、予算ナサすぎ、NASA閉鎖! カオス状態のNASAが抱える5つの問題
【Due to the lapse in federal government funding, this website is not available. We sincerely regret this inconvenience.】
ー連邦政府予算の失効により、当ウェブサイトは現在利用できません。ご不便をおかけ致しまして、大変申し訳ありません。

 10月1日、オバマ政権の暫定予算が通過しないまま新会計年度が始まったせいで、NASA(アメリカ航空宇宙局)の公式ウェブサイトは10月10日現在においても、閉鎖された状態が続いている。

■問題1 予算なく、97%の職員が自宅待機

サイトにアクセスすると上記の文言が表示され、『詳細は米連邦政府の公式サイト「USA.gov」を閲覧してくれ』と、リンクが貼られている。米与野党の対立問題が深刻化しているとはいえ、予算がないので、サイトを閉じたというのだから、なんとも情けない話である。

 1958年7月29日設立以来、同様の事態は、95年、ビル・クリントン大統領時代政権下に発生した1回のみであり、その際の閉鎖期間は21日間であった。NASAは、宇宙ステーション滞在中の宇宙飛行士のサポートは継続すると発表しているが、そのほか多くの活動拠点を停止し、約1万8000人の職員のうち実に97%が自宅待機となっている。勤務を続けているのは、国際宇宙ステーションの管制担当者など約500人だけだ。

 NASA以外にも、安全保障関係など緊急性が高いと政府が位置付ける業務以外は相次いで閉鎖を余儀なくされている。

 ニューヨークの「自由の女神」や各国立公園、カリフォルニア州ヨーバリンダにあるニクソン大統領記念図書館なども相次いで閉鎖。社会保障関連、郵便の配送、交通整理など必要最低限のサービスは継続すると、オバマ大統領は会見で述べているが、80万~100万人の職員が賃金支払いなしの自宅待機となり、継続して勤務につく職員に対しても賃金の延滞が予想されるも、今後の見通しはまだついていない、と「ロイター通信」が伝えている。

■問題2 火星探査計画も延期!? 

 通常機能がストップしているNASAではさらに深刻な問題が懸念されている。それは、11月18日~12月7日に打ち上げ予定の火星探査計画、MAVEN(Mars Atmosphere and Volatile EvolutioN)の延期だ。探査機を火星周回軌道に投入する場合、大幅なコストダウンを図って、26カ月毎に巡ってくる地球と火星が接近するタイミングで打ち上げられる。

「このチャンスを逃すと、次は2016年の年明けになってしまう。しかも、延期中は何千万ドルもの維持費用が追加となるわけだが、「NASAの惑星科学部門(Planetary Science Division)にそんな予算はない」、そう語るのは民間宇宙団体である惑星協会のケーシ ー・ドライア(Casey Dreier)氏だ。

 さらに、NASAのサイトの緊急閉鎖は、必要に迫られたというより、注目を集めるための手段ではないか、とケーシ ー・ドライア氏は推測している。「NASAが設立されてから、連邦との政争によって数多くのミッションや計画が中断されてきました。もちろんその都度出る損害は莫大なものです。今回の事態も多くのNASA職員にとっては新たなやっかい事にすぎず、『もう十分だ。いいかげんにしてほしい』と思っているかもしれませんね」。

 さらに、これだけ大規模な国家施設であれば、たとえ予算問題がクリアになったとしても、すぐに完全復帰というわけにはいかない。閉鎖が数日続くだけでも業務は1週間滞る。飛行中の衛星に問題が発生したり設計変更が必要になったとしても、迅速な対は非常に難しい。それこそ最悪のシナリオだ。

■問題3 中国人科学者のスパイ疑惑も 

 アイオワ州にあるNASAのエイムズ研究センターが、11月に実施する国際天文学会議において、中国国籍の研究者の出席を認めないという姿勢をとっている。これは、米国で3月に成立した「国家安全上の理由により、NASAの施設で開催される会議への、中国国籍保有者の出席は認めない」という法令に基づくものであり、米国の組織に在籍する中国人研究者の出席も認められないという。

 これは、急速に宇宙開発事業の進化を遂げる中国に対する警告だという意見も多く、中国人スパイがNASA周辺に紛れ込んでいるのでは? との疑惑を持つ声もあるという。この法制定にともなうトラブルは、これまでにも発生していたが、「米英科学者も、恥ずべき行いと表明」(新華社)などの見出しで報じるなど、反発ムードが激化しつつある。水面下でNASAに圧力をかけていると言われている中国、今回の騒動にも一枚噛んでいるのではないかと推測する声も上がっている。

■問題4 NASA閉鎖で便乗商売も!

 NASAのロゴをどうどうと冠したカウントダウンサイトが10月1日に登場した。「rememberthe13th.com」というサイトには、あたかもNASAが地球を揺るがす最大の発見をしたという触れ込みで、「11/13にメディアにリリースされます」と記してあった。

  Twitterなどの一部のSNSでは、本家サイトが閉鎖されているため、緊急特例として作られたのではないかという声もあったが、ネタばらしをしてしまうと、完全な“釣り”で、今回の騒動を利用した宣伝サイトであった。

 13日リリースだったはずが、翌日には6日に変更されていたのは、万が一公式サイトが予想以上に早く復旧されてしまっては困るという配慮だったのだろう。普通に考えれば、国家機関が閉鎖されたその当日にドメインを取得して、新しいサイトを立ち上げるということ自体ナンセンスな話なのだが……。

 6日になり、リリースされたその内容は、「Beeki Vendi」という歌手の宣伝で、全くの肩すかしであった。しかも、カウントダウンで公開されたリンク先は、彼がひっさげた新曲『Purple Ninja』のYouTube動画。ここまでくると清々しい。あまりに酷いPVであるが、政府の混乱を利用するという発想自体は悪くない。彼には、そっち方面の仕事に就く事をオススメしたい。

■問題5 復旧めどたたず

 米与野党の対立よる政府閉鎖だが、仮に長期化するようであれば甚大な被害を被ることは免れない。米財務省による16兆7000億ドル以上の借り入れは法律で禁止されているのだが、わずか2週間余りでその上限に達してしまうだろうと予想されている。そうなれば、ますますの混乱は避けられない。

 NASAは、世界中の宇宙ファンら約500万人が愛読する人気Twitterの更新を停止した。太陽から150億キロ・メートル離れた宇宙を飛行するNASAの無人探査機ボイジャー2号のTwitterは、更新停止前、「さらば人類。あとは自分たちで何とかしてちょうだい」と書き残して幕を降ろした。
(アナザー茂)

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