ソフトバンクホークスを7月に対談した斉藤和巳氏(35)が28日、本拠地・ヤフオクドームで引退式を行った。家族や球団への感謝を述べ、涙した後に選手・スタッフから胴上げをされ、見送られた。
斉藤氏は「本日を持ちまして、斉藤和巳は新しいスタートを切りたいと思います」と締めたが、ブログでも同様に挨拶を行っている。
引退式を開いてもらったことについては、「球団関係者の方々には、シーズン終盤の貴重な時間に、セレモニーをやって頂き、本当に感謝の言葉しか浮かんできません。何よりも、家族や友人知人に、最後のユニフォーム姿を見せる事が出来て、家族や友人知人が喜んでくれてる顔を見れた事が、本当に幸せに思いました」と述べた。
さらには、元同僚の小久保裕紀が花束贈呈を行ったことには驚いたようで、同時に嬉しかったという。ケガに泣かされたプロ野球生活ではあったが「最高の野球人生を過ごす事が出来た! しんどかった思い出がほとんどやけど、幸せな野球人生やった!!」と振り返っている。斉藤氏は「負けない」ことで知られており、通算79勝23敗の勝率.775を記録している。最多勝を獲得した2003年は20勝3敗、2006年は18勝5敗だった。最多勝は取っていないが2005年は16勝1敗だった。
また、妻であるタレント・スザンヌも球場を訪れていたが、夫についてブログで「ドキドキがとまらない、ほんとに素晴らしい試合、最高の引退セレモニーでした! わたしにとっては最初で最後に見るマウンドに立つ彼の姿。ずっとずっと見ていたかったです」と意見している。
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