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米国で「肥満」は「病気」と正式認定―米国医師会発表

9月12日(木) 11:37

7月18日、肥満体国アメリカで「肥満」が正式に「病気」と認定されました。この正式認定は米国医師会(AMA)が行ったもので、この発表に全米が注目しています。

アメリカ人の3人に1人が「肥満」と言われており、大きな社会問題となっているのは皆さんもご存じのこと。過去5年間で「肥満児」の数は倍になったそう。

ちなみに、この「肥満」の定義は、BMI値が30を超えている人のことを言います(世界保健機関基準)。例えばアナタの身長が160cmなら76.8kg、170cmなら86.7kgが「BMI値30」に相当するのです。

肥満が「病気」と認定されてたことに対して首をかしげる人たちがとても多いそう。違和感さえ憶えるAMAが下した決断の背景には「肥満は心臓病、高血圧、脳卒中、肝臓病、無呼吸症候群、関節炎との関連性が強いから」という理由があり、「食べ過ぎだ」の一言では片付けられないからなのだそう。

今回、肥満が「病気」と認定されたことにより保健の適応が大幅に変更。病院では栄養面や運動法などのダイエットに関する診断やアドバイスがしてもらえるようになり、ダイエット商品(肥満予防薬、肥満治療薬)の医薬品が処方されることになるそうです。

胃を小さくする「胃バイパス手術」なんかも保健が適応されるかもしれません。

「肥満は生活の乱れ」として捉えられがちだった医療業界で、肥満に対する認識を高めることはとても重要なステップであるとするAMA。今回の大きな決断に対してAMAメンバーであるハリス医師は「肥満という難題に取り組む医療業界の手段を変える事ができる」と 述べています。

ちなみに、肥満に関連する米政府の医療負担額は年間1,433億~2,049億円にも達するそう。今回の「病気認定」において行われるようになる「肥満予防対策」を通して、政府の支出を抑えることができるとも期待されています。そして、肥満予防薬や治療薬を販売する会社が増えてくるとも予想されているそうです。

アナタはどう思いますか?

※当記事は、ハイブリッド翻訳のワールドジャンパー(http://www.worldjumper.com)の協力により執筆されました。

参考:A.M.A. Recognizes Obesity as a Disease – NYTimes.com

http://www.nytimes.com/2013/06/19/business/ama-recognizes-obesity-as-a-disease.html

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