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アルワリード王子がフォーブスに「9000億円安い」で怒りの提訴

6月8日(土) 7:10

 サウジアラビアの大富豪アルワリード・ビン・タラール王子が、米誌フォーブスの長者番付で、資産を低く評価されていることに対して、記事内容を不服として同誌に訂正などを求めて、ロンドン高等法院に提訴していたことが6日ガーディアンの報道でわかった。

 フォーブスの今年の長者番付によると、アルワリード王子は200億ドル(約2兆円)で、世界で26位の大富豪ということになっている。

 ちなみに、他でも発表している長者番付では、この資産総額が異なっている。
・アラビアンビジネスマガジン 259億ドル
・ブルームバーグ       269億ドル

 6月4日には、王子の投資会社キングダム・ホールディングスの発表によれば、アラビアン、ブルームバーグの2つの試算が採用されており、フォーブスは出てこない。

 この2つとは約2割も違い、また、王子自身の試算では296億ドルとなっており、フォーブスとは約3割も違うことになる。

 この発表以降、キングダム側は怒りをあらわにし、まずは5月にキングダム幹部が、米CNBCのインタビューに答えた。その内容が、フォーブスは中東を軽視しているんだというもの。

 さらに「今後はフォーブスの取材には答えたくない」とまで言い切っていた。

 キングダムが、フォーブス長者番付の発表直後に出した声明では、サウジアラビア株式市場に上場しているキングダム株を算入していないのは不公平で、サウジを軽視している、というものだった。訂正は聞き入れられずに、今回の訴訟につながっている。

 フォーブスは、長者番付の調査に関しては、可能なかぎり、専門家を呼びよせて調査を行うようにしている、としており、王子関連の資産は、ホテルの専門知識を有するう投資銀行家にも相談するなどしたという。

 また、会社の財務諸表からも財務分析を行っており、「中東を軽視しているということには当たらない」と主張している。さらに、王子はフォーブスには協力しないと主張しているが、「王子がいるかぎり、我々は長者番付に載せる」と反論している。

 キングダムは、アップル、フェイスブック、ツイッター、ニューズコーポレーションなどに出資。他にも世界中のホテルなど様々な投資を行っている世界最大級の投資会社でもある。

 過去には、米不動産王のドナルド・トランプ氏が、自身がモデルとなった著書「Trump Nation: The Art of Being The Donald」で、自身の資産評価よりも3000億円以上低く名誉を傷つけられたとしてフィラデルフィアの連邦裁判所に控訴していたが、訴えは棄却されている。

 その理由としては、トランプ氏は著書による被害を受けていないというもの。

 日本人は資産額を低く見てもらいたがる傾向にあるが、海外の大富豪はそのあたりのメンタリティが違うようだ。

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