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「電気NG」「馬車移動」絶対禁欲主義の宗教団体「アーミッシュ」の驚愕事件! 中出しセックス、近親相姦も

5月18日(土) 21:00

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■男女9人のひげや髪を切り捕まったアーミッシュ

「他者を赦す者だけが、神から赦される」という信念を持つ、絶対平和主義者のアーミッシュの男女16人が、オハイオ州で逮捕され、リーダーの男性は禁固15年、ほかの15人も禁固1~7年の実刑判決を受けた。

彼らの罪状は、ヘイトクライム(憎悪犯罪)。ほかのコミュニティに属するアーミッシュの男女9人のひげや髪をバッサリと切ったことで、刑務所に入れられることになったのだ。

■“ノンポリ”ゆえに迫害されたアーミッシュ

 アーミッシュのルーツはヨーロッパのスイスにある。16世紀、政治と国家、キリスト教は強くつながっており、これらを分離し、宗教に忠実に平和に生きることを実践する「メノナイト」という一派が誕生した。彼らは、政治権力に強く反発したため、ヨーロッパ各地で迫害され、18世紀、アメリカに移住。ペンシルベニアに、彼らが理想とするコミュニティー(教会)をつくり、農耕や牧畜による自給自足の生活を営むようになった。

■まるで原始人! アーミッシュの生活 

 聖書の教えを守り、絶対平和主義を貫く彼らは「電気」「ガス」「電話」「車」などの近代文明は、トラブルの元になると考えた。思想が異なる外部の世界と気軽に接触できるようになれば、そのうち争い事が勃発すると考えたからである。

「オールド・オーダー」と呼ばれる厳格なアーミッシュの人々は、彼らが理想とする平和なコミュニティを崩さぬため、世界がどんどんと近代化していく中、植民当時の生活を頑なに営み続けた。

 男女ともに早朝5時に起き、日の入りまで働く。子どもたちはコミュニティーの学校に通うが、8年生(中学2年生)以降は職業教育のみを受ける。

 衣服は、下着を含め、主婦がすべて縫う。発電機の使用は可能だが、発電所からのハイボルテージの電気は使わないため、テレビも見なければ、「冷蔵庫」「冷房」「洗濯機」も使わない。電話も、外部の世界と接触することになるため使用しない。交通手段も馬車。農耕も馬や牛に頼り行う。病気や怪我も、自然治療や伝統療法で治す。結婚も10代後半でするケースが多く、避妊も禁じられているため、子だくさんが多く、女性は子育てに家事に、農業などに忙しい生活を送っている。

■次世代アーミッシュの誕生

 一方で、聖書の教えを別の角度からとらえ、信仰心と思想を崩さなければ、現代社会に溶け込んでも“よし”とする「ニュー・オーダー・アーミッシュ」というグループも誕生。

さらに、砕けた考えを持つ「ビーチ・アーミッシュ」なども生まれ、必要に応じて病院に行き、自動車も運転し、写真を撮られることにも抵抗を感じず、子どもたちは公立校に通うようになった。なお、アーミッシュは聖書に記述のある「予定説」に反することになるため、保険に加入しない。そのため、医師にかかるときは大金を支払わなければならず、現代医療を受け入れていても気軽に病院に行けるわけではなく、まだまだ問題は山積みだとされている。

■増加傾向にあるアーミッシュ人口

 アーミッシュの人口数は、ここ最近、少しずつ増えており、現在、ペンシルベニアやオハイオを中心とした米22州に約25万人のアーミッシュが住んでいるといわれている。殺伐として現代において、「アーミッシュの思想や生活こそが理想なのではないのか」と、彼らに興味を持つアメリカ人が年々増えており、昨年秋には、アーミッシュのコミュニティに育った若者たちが、大都会ニューヨークでの生活を経験する姿を追ったリアリティ番組『Breaking Amish』が放送開始。(一部のアーミッシュは、16歳以上の子供たちを外部の世界で生活させ、コミュニティに戻りたいか、出たいかを決めさせたうえで洗礼させる習慣がある)全米で、大きな話題となった。

 そんな、怒らず、喧嘩もせず、わが子を殺されても「許します」と言うアーミッシュが、2011年9月から数ヶ月間に渡り、よりによって、ヘイトクライム(憎悪犯罪)を犯したという事件は、全米を多いに驚かせた。

■全米を震撼させたアーミッシュの事件

 アメリカ「ロイター通信」によると、罪を犯したのはオハイオ州ベルゴルツで生活する、サミュエル・マレット(67)がリーダーを務めるオールド・オーダー寄りのアーミッシュの一派と、そのコミュニティに属する男女15人。

 被害者は、ほかのコミュニティに属するアーミッシュで、サミュエルの方針に疑問を感じ、彼のコミュニティから離れたアーミッシュの家族たちを、「破門にするかどうか」を問う指導者集会で、「破門にしない」ことを奨めた指導者らだった。早い話が、サミュエルの逆恨みだったのである。

 アーミッシュの人たちは、結婚すると、男性はひげを伸ばし、女性は髪を伸ばすというしきたりがある。これを切られることは、精神的に大きなダメージを与えるものであり、暴力に等しいと裁判ではみなされた。

 FBIの捜査が進むにつれ、サミュエルの暴君ぶりが明らかになり、世間はさらに驚くことになる。

■次々と明るみに出るサミュエルの悪行

 彼は、コミュニティの女性たちに対して「悪魔から身を清める」と述べて性的な行為をしていたり、反抗的な態度をとる者に対して暴力をふるっており、コミュニティは、アーミッシュの皮をかぶったカルト状態だったというのだ。

 FBI捜査班が、逮捕しようとサミュエルの自宅に乗り込んだとき、彼は自分の甥の妻に「カウンセリング」と称してセックスをしていた真っ最中だったとも伝えられている。

 サミュエルは、コミュニティの者たちに、自分と異なる意見を持つ指導者たちのひげや髪を切るように命じ、戦利品として自分に捧げるよう命じていた。彼自身が切ったわけではないのだが、裁判では「悪質極まりない」として、禁固15年の実刑判決が下された。裁判官から「カルト」だと指摘されたサミュエルは、「私がカルトのリーダーだというのなら、喜んで、皆の罪を引き受けよう」とうそぶいたという。

 2012年、4月12日、禁固刑が下った16人のうち、5人が州立刑務所で服役を開始。2014年に服役する予定の女性2人を除く14人が、次々と服役を開始した。

 米紙「デイリー・ニューズ・レコード」によると、10人の男性は伸ばしているひげをそのままキープしておくことが許可されたが、灰色や黒いアーミッシュの服ではなく、スタンダードな明るい色の囚人服を着用するよう強要されているとのこと。アーミッシュの女性は、長い髪の毛をボンネットで隠しているのだが、これは認められず、男性同様、囚人服を着用しているという。

 彼らは、一箇所の州立刑務所で服役しているわけではなく、バラバラに離されているとのことで、コミュニティから遠くなるため、家族が、馬車で面会に通うことは非常に骨の折れることだ。

 今回事件を起こしたアーミッシュのコミュニティには、26家族、100人あまりしか暮らしていないとのこと。半数以上が子どもで、実刑判決を受けたメンバーの子どもだけでも合わせて50人近くいるという。夫婦で服役しているケースもあり、残されたメンバーたちは、子育てに四苦八苦している状態だと伝えられている。

 神を敬い、質素な生活をし、自然と上手く共存しているアーミッシュ。しかし、閉鎖的な暮らしをしていため、今回の事件で発覚したように、一歩間違えれば、カルト化してしまう危険もあるようだ。人間は罪深く、欲にまみれた恐ろしいもの。理想的なコミュニティを作り上げるのは、とても難しいことなのだろう。

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