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自分だけは平気と思ってない? 婦人科医に聞く「産むためのカラダづくり」

1月10日(木) 11:47

今女性誌やメディアで「産むためのカラダづくり」にまつわるトピックスが話題となっています。そんな状況を反映してか、働く女子にアンケートで「自分が産めるカラダか気になりますか」と聞いたところ、約7割が「気になる」と回答。そこで、新百合ヶ丘総合病院の産婦人科部長・浅田弘法先生に、どういった面に注意しておくとよいか伺いました。

浅田先生によると、実際に産めるかどうかは妊娠にトライしてみないとわからない面もありますが、今からやれることがあるとすれば、「子宮頚癌検診や超音波検査などの婦人科系の検査を若いうちから定期的に受けることです。そして病気や異常があれば、すぐに治療が必要なものか経過をみてよいものかを、よく相談すること」とアドバイスをくださいました。

婦人科を受診したことのない女子も多いようですが、「子宮頸がんの検査は受けておきましょう。これはHPVというウイルス感染が原因となって発症しますが、早期に発見できれば治療可能ですし、今はワクチンもありますので、子宮頚癌発症の予防がかなりできる時代になってきました。そして癌検診による診察をきっかけに、そのほかに婦人科系の異常がないか診てもらい、気になる症状があれば相談してみてください」とのこと。婦人科系疾患の中には、痛みなどの症状があらわれないものもあるので、今不調を感じていない人も検診をきっかけに、不安なことを相談してみるといいですね。

アンケートによると生理不順や、強い生理痛・吐き気・頭痛といった月経困難症の症状に悩む読者も多い様子。「それらのすべてが深刻な病気とは限りません。ただし中には子宮内膜症で治療が必要な場合もあるので、受診したことのない人は自己判断をやめて、一度ぜひ受診してください。子宮内膜症は妊娠することで改善されることがありますが、結婚がまだ先の若い方にはピルの服用をおすすめします。ピルというと抵抗を感じる人も多いかと思いますが、生理周期を整えたり、子宮内膜症の症状や再発を抑えたりとメリットのほうが大きいのです」とのこと。逆に、子宮内膜症や子宮筋腫というよくある病気は、必ずしも治療が必要とは限らないので、病気の名前を言われただけで不安になる必要はないようです。

浅田先生によると、子宮内膜症や子宮筋腫は女性であれば誰でもなる可能性がある病気にもかかわらず、多くの女性が受診をためらい、適切な治療を受けるチャンスを逃しているのだそう。妊娠を希望し、浅田先生を訪れる女性の中には、これらの病気を抱えている女性も少なくなく、この現状を変えていきたいと仰っていたのが印象的でした。

自分は大丈夫と思い込みたくなるけれど、やっぱり自己判断は禁物。仮に何か異常があっても、婦人科では直ちに治療すべきか、治療の選択肢にどのようなものがあるか示してくれるそう。将来の自分のために、まずは検診からはじめるといいかも!

●新百合ヶ丘総合病院 http://www.shinyuri-hospital.com/

『escala cafe』にて2012年10月にWebアンケート。有効回答数278件(escala cafe会員:22歳-34歳までの働く女性)。

(小池直穂 / マイナビウーマン編集部)

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