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知っているようで知らない、つめ切りの使い分けって?

4月8日(日) 22:12

一見簡単なアイテムのようでいて、性能が悪いとかなり困る「つめ切り」。

ひとくちにつめ切りと言っても、その種類や性能はさまざま。

そこで今回は、つめ切りの国内シェアNo.1を誇る、貝印株式会社の担当者に教えていただいたつめ切りの選び方やつめの切り方のコツをご紹介しつつ、タイプの違うつめ切りで切り比べをしてみました!

■自分のつめの状態と、部位によって使い分けるのがベスト

まずは、つめ切りの代表的な種類をおさえておきましょう。

よく見かける、パチンと開いてV字型になるものは「テコ式」ですが、刃にカーブのある「曲線刃」のほかに、まっすぐになっている「直線刃」があります。
さらに、持ち手の大きな「ニッパー型」、赤ちゃん用の「ハサミ型」のほか、妊婦などかがむのが難しい人向けの持ち手が長いものなど、たくさんのバリエーションがあります。

もっとも一般的なものは曲線刃ですが、女性・子供におすすめなのは直線刃、また足のつめには直線刃もしくはニッパー型がよいとされています。
何種類ものつめ切りをそろえている家庭は少ないかもしれませんが、足と手、また人によってつめの硬さも切り方も異なるので、それぞれに合わせたものを使った方が、ベストな切り方ができます。

基本的に、曲線刃は丸みを帯びたラウンド型に整えることが多い手のつめ向け。一方、足のつめは四角いスクエアカットにするため、直線刃がよいとされています。

■検証1:直線刃は少しずつ切りたい人にGOOD

まずは、数百円とお手ごろな直線刃のものを使用。普通の曲線刃しか使ったことがない筆者ですが、直線刃のつめ切りは、切っているところが見やすいように感じました。顔から遠い足を切るには、とても楽ちん。

また、直線刃だからと言って必ずしも足専用ということはありません。
貝印さんのアドバイスによれば、女性や子供などつめが薄く柔らかい場合は二枚つめや割れつめなどのトラブルが起こりやすいので、ヤスリで整えるか、直線刃で少しずつ切るのがいいのだとか。
手のつめにも使ってみたところ、細かく刃を当てて少しずつ切るのはちょっと面倒ですが、たしかにつめへの負担は少なそう。少しずつ切れば、深づめの心配もありません。

■検証2:ニッパー型

普段あまりお目にかからない、ニッパー型にもトライしてみました。
持ち手が大きいので、初めてだとちょっと怖い感じもしましたが、硬いつめも軽い力でスッと切れることに驚き! 切った感触は普通のつめ切りとだいぶ違いますが、慣れれば問題なさそうです。硬いつめに苦労している人は一度試してみる価値アリ。

介護用などプロ向けの商品も多く、どのメーカーも多少値段は高め。3,000~4,000円くらいから、それ以上の高級品もあります。年齢を重ねるとつめが硬くなるそうなので、親へのプレゼントなどにもいいかもしれません。

■番外編:足用には斜めの刃?

さらに面白い商品を探していると、「足用」として、三日月型に大きく斜めにカーブを描いているつめ切りを発見。

そういえば、今回お話を伺った貝印さんの直線刃の商品でも、「足用」をうたっている商品は、やはり刃が斜めです。
使ってみると、巻きづめなどの細かい所を切るには、斜めになっているつめ切りが切りやすいよう。トラブルに合わせて選ぶのも一つの方法ですね。

■普通のつめ切りと高級品、その違いとは?

つめ切りといえど、高級品では5,000円以上の商品もゴロゴロ……。

一般的な商品との主な違いは、まず『鋼材(素材)』。
刃部をメッキ仕上げしている安いものは、刃付けやかみ合わせが不十分だったり、メッキがはがれて刃こぼれしてしまったりするケースもあるとのこと。高級品はステンレスを使用しているものが多く、加工方法もそれぞれのメーカーや商品によって個性があります。

続いてのポイントは、『カブリ』。上刃と下刃のかみ合わせのことで、下刃が上刃より少し出ていると切れ味がよく、つめの切り口もキレイに仕上がります。

そして、なめらかさが命の『ヤスリ』。例えば貝印さんのものでは、独自のエッチング加工のツメヤスリを使用しており、よりなめらかに仕上がるようにしているそう。

最後は、『テコ』の部分。こちらも、プラスチック製ビス、金属製ビスなどによって強度・耐久性が変わってきます。

細部までにこだわった高級つめ切りは、使い勝手がよいだけでなく、見た目もスタイリッシュでカッコイイ! 

――そして今回のリサーチでつくづく思ったのは、つめ切りは刃物なんだ、ということ。当たり前ですが、高級なもの・新しいものはやはり切れ味が鋭く、キレイに切れます。私のように安物を何年も使っていたら、切れにくくなるのも当然なんですね……。

たかがつめ切り、されどつめ切り。自分にぴったりのタイプや、こだわりの逸品を探してみると面白いかもしれません。

(文/島田彩子)

取材協力:貝印株式会社

明治41年創業。カミソリや包丁といった刃物のエキスパートとして、100年以上の歴史を持つ。現在は、キッチン用品、ビューティケア用品をはじめ、工業用や医療用の刃物などにも進出し、「KAI」ブランドとして厚い信頼を得ている。 http://www.kai-group.com/jp/

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