2003年から格闘技イベントK-1を主催していたFEG代表の谷川貞治(50)が、K-1の現状と今後についての声明を発表している。
2010年にファイトマネーの未払い問題が発覚し、興行ができない状態が続いており、その動向が注目されていた。
谷川代表の説明によると、K-1創始者の石井和義が2003年に法人税法違反で逮捕された後、プロデューサーとしてK-1の生き残りのために引継ぎ、なんとか10数億円の税金を払い、赤字を出さずに興行を続けていた。しかしファイトマネーの高騰やテレビ業界の激変など環境が厳しくなる中で、脱税の経緯から銀行から資金を借り入れられないというハンデが重くのしかかり、次第に資金繰りが悪化し、一部ネットなどで話題になっている未払いが膨れ上がっていったのだという。
様々な経緯を経て、K-1は「K-1グローバル・ホールディングス」がその商標権をもって運営に当たることになり、谷川はK-1から手を引き、引き続きFEGに残り未払い問題の解決や新しい格闘技イベントの立ち上げに携わるという。
谷川は、新体制でのK-1はプロデューサー不在で、その経緯により契約選手の多くが他の団体から引き抜かれることが決まっているなど、その行く末を案じている。
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K-1の現状と今後について -- 谷川貞治より(FEGオフィシャルサイト)
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