25日、第26回高崎映画祭の授賞式が行われ、最優秀監督賞は「軽蔑」の広木隆一監督（58）、また同映画に出演した鈴木杏（24）は最優秀主演女優賞、高良健吾（24）が最優秀主演男優賞に選ばれた。

　授賞式は昨年、東日本大震災で中止となり、2年ぶりの開催。鈴木は、自身のツイッターで「初めて、はもう二度とないです、初めて、の主演女優賞が高崎映画祭で嬉しいです」と喜びを表現。

　中上健次の最後の長編を元にし、純愛を描いた「軽蔑」が3部門を受賞したことについて、鈴木は「『軽蔑』で、ということも、監督と高良くんと三人で、ということもひしひしと嬉しいです。同時にぎゅっと心が引き締まります、頑張り続けなきゃ、と思います。これからも宜しくお願いします」と抱負を語っている。

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