2月26日に行われた東京マラソンに出走した、吉本興業のお笑いコンビ「げんきーず」の宇野けんたろう（29）が、レース後の感想をブログにつづっている。

　昨年の大阪マラソンで2時間37分5秒の好記録を叩き出している宇野は、猫ひろし（34）が持つ2時間30分26秒という芸能人最速記録に挑戦。しかしながら、レース2週間前くらいに左臀部の肉離れと坐骨神経痛を患い、2時間38分19秒で、記録更新とはならなかった。

　怪我の具合は相当悪かったようで、「痛みがひどく歩く事も出来ないくらいでした。まったく治らず東京マラソンの欠場ばかりを考えていた毎日でした」という状態だったという。また、医者に相談したところドクターストップもかかったが、どうしても出場したいと痛み止めを飲んで挑戦したとのことだ。

　そんな痛み止めも20km地点で切れてしまい、その後はゼッケンの安全ピンを外して、左臀部に刺しながら走ったという。「刺した刺激で痛みを紛らわすしかない。その繰返しでした」という宇野。今回のレースについて、「タイムよりも精神的に強くなれたレースでした。本当に出場して良かった」と振り返り、「次は必ず2時間30分を切ります。負けません」と次回レースへの意気込みを語っている。

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